しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

トロピカルージュ!プリキュア 第13話

第13話「ドタバタ校内放送! 響け、人魚の歌!」 

 

☆くるるん不在

目立ちたがり屋のローラが、お昼の放送で皆に歌を聞かせるお話。

 

ローラのおかげでなんとかなったとはいえ、放送を駄目にしたトロピカる部の皆さんはこれといった反省も無く、やる気だけ見せて、結果に対する誠意はないという印象。なんだかなあ。

後輩の放送部員も、見事に見てるだけだったので、ローラが目立つために各々の部活が踏み台にされた感が強い内容。

 

☆過程0

勉強が出来ないというお悩み相談で、出来るように頑張るしかないという滝沢先輩と、頑張っても出来ないというまなつちゃん。

身が入らず横道にそれていた辺り、頑張ってるとは言えないと思うのですが、やっぱりいつのまにか勉強へのやる気が増していたということなのでしょうか。ここ最近、シリーズ構成以外の人の脚本回が連続しており、今回含めて勉強ネタに関しては、殆どが成田さんによるものなので、サブライターが独断で話を進めている可能性も捨てきれないのですが、主人公の明確な欠点を、こっそり解決させておしまいというのは、物語への誠意が感じられない印象。

地球戦隊ファイブマン 第5話・第6話

 

第5話「みなしご銀河卵」

☆銀河卵
銀河卵の親探しで、ゾーンの皆さんが慌てふためく場面は面白かったです。ザザの独身アピールはそれ自体も笑えましたが、さりげなく生態に関しても触れられていたのも巧かったと思います。

ゾーンの正体を知った後で、卵になった赤ん坊を救出した件は良く分からなかったです。赤ん坊卵の正体に気づいた描写も無かったので、唐突感がありました。
態々滅ぼされた星の生き残りという絶望的な回答が提示されたのに、依然として親探しを続けるラストも、銀河卵が気持ちを切り替える描写が無かったので強引さが優った印象です。


☆二人一緒くた
赤ん坊時代に両親と別れた文矢とレミが、赤ん坊達の為に頑張る件に関しては、良くも悪くも「同じ境遇の双子だから同じ気持ち」として一緒くたされてしまい、個人間の性格や考え方の差異に関しては突っこまれませんでした。レミの感情も含めて文也が表明するといった描写もあり、末っ子二人の掘り下げとしては、物足りない感じでした。

銀河卵の件をカットして、文也とレミが赤ん坊卵の為に奮闘する場面に尺を割いた方が、話として過不足なくまとまったような。
それはそれで上述のギャグが削られるだけ惜しいのですが。


第6話「働き者は嫌いだ」

☆結果オーライ
敵が暴れる中、知り合いの子供の為に働くレミと、兄妹との間に溝が生じたかと思いきや、レミの行為が「敵をおびき出す手段」として結果を出してしまったので、うやむやのまま解決してしまった感じ。
紛いなりにも教師戦隊という設定なのに、戦士の使命そっちのけで目の前の子どもの為に頑張るあり方がストーリーの柱に成り得なかったのは、なんともこの作品らしい所。

機界戦隊ゼンカイジャー 第11カイ

 第11カイ「渡る世間は鬼ゴッコかい?!」

 

☆今後に期待?

カイトと妹界賊との距離がちょっとだけ縮まった、という内容でしょうか。

巨大戦のは演技だったとはいえ、SD兄弟の喧嘩癖が直ったかは分かりませんし、未だ放置された問題も多いのですが、非キカイノイドの男女2人の関係性がどう変わるか、今後に期待ということで。

 

トロピカルージュ!プリキュア 第12話

 

第12話「没収!アクアポットは校則違反!?」

 

☆キレすぎ

風紀委員の立ち入り検査に抗議する滝沢先輩。部屋を必要以上に荒らされたとかならともかく、ただの検査で態々文句を言いに行く辺り、筋を通すよりもなんでもいいからクレームを叩きつけたいだけに見えます。結局それで怪しまれて目をつけられるんだから自業自得としか思えません。

この件に因んで、改めて生徒会長との確執にも触れられましたが、会長の言う通り風紀委員と生徒会って別物でしょうし、考えなしのクレームがきっかけということで、ちょっと強引。

 

☆校則は破るもの

と言わんばかりに、自己主張をする滝沢先輩。「大切な物」を取り戻す云々の話ではなく、「勝手に取り返した」ことを問題視しているだけなので、風紀委員に対して感情論で話をゴリ押そうとしている様子。

初登場回もそうでしたが、やっぱり基本的に優等生タイプに反発したいだけなのかも。

 

☆許可

一之瀬先輩曰く、アクアポットの持ち込みは先生から許可されているようです。え、そうだっけ??

没収される前に許可を得ているならそれを伝えれば良かっただけなので、没収された後に許可を得た説が濃厚ですが、風紀委員の介在なく勝手に取り返したものを申請したなら、それはそれで問題なような。

まあ、委員長も校則にはそこまで強くないみたいだし、先生もボケーとしてる感じだったから、周りが緩いおかげで助かったというなんともアレなオチ。

 

☆エルダちゃんとクルルン

かわいい

 

仮面ライダーアギト 第15話~第17話

 榊亜紀編3話分を、まとめて書きました。

 

第15話


・Y・面白い人

アンノウンには興味はあるけど、アギトには興味が無いと言う翔一は、「感謝の気持ちが無いのか」と責める氷川さんを、いつもの調子であしらう。

そんな翔一を「面白い」と評価する小沢さんですが、彼女を信頼してやまない氷川さんは、流石に同意しかねるといった感じ。

 

・Y・ノーテンキラキラ
大物とアホの異なる2つの印象を抱かれた翔一ですが、記憶を失ったショックから立ち直ったのは「朝起きたら天気が凄く良かったから」とのこと。

 

・Y・?「こっちに来て・・・。」
真魚パパが遺したビデオに録音されていた何者かの声を、尾室君がキャッチ。
謎の声だけが入っていて、映像としては何も記録されていないビデオ、そして裏返ったテニスボールと、ホラーテイストが一気に高まり、真相が更に気になります。

 


第16話

 

・Y・怪しい人
家政婦として美杉家にやってきたかと思ったら、いきなり「翔一の彼女」を自称し出す榊亜紀。
あかつき号の事件にも関わっているようですが、話を聞こうとやってきた涼を冷たくあしらい、あかつき号事件の英雄である氷川くんを見た途端逃げ出したりと、不審な行動が目立ちます。
怪しさ全開とはいえ、トルネイダーが追い付けない距離まで一瞬で逃げるというのは流石に無理があるような。
亜紀を守って戦うアギトとギルスの二人を遭遇させたくないという話の都合で、ダラダラバイクを走らせるアギトがアホに見えてしまうのは痛い所。

 

・Y・真魚ちゃんの嫉妬
亜紀に翔一をとられたイライラから、太一達にきつく当たり、唐突なカミングアウトを始めた亜紀を追い返す真魚ちゃん。
美杉先生に対してもどこかよそよそしい真魚ちゃんにとっては、同じ居候である翔一は特別といったところでしょうか。

 


第17話

 

・Y・まともな人間の反応
涼があかつき号事件を追うのは、「どうやって生きていけば良いのか分からないから」だそうです。
お父さんが遭遇した事故自体はどうでもいいと言わんばかりで、亡き葦原パパが気の毒になる所ですが、ギルスの力のせいで日常を奪われた挙句、父親まで亡くしてしまった涼としては、とにかく動いて悲痛な気持ちをごまかそうと必死になっていたという所でしょうか。
亜紀の帰りをアパートの前で待ち、「そこが俺の良い所ですよ」と自らのしつこさを誇ってみせる茶目っ気も、過酷な境遇の中、それでも自分を保とうとする意地の表れなのかなあと思う所。
それまで翔一のノーテンキラキラオーラを浴びまくっていたこともあってか、理不尽に打ちのめされた人間のまともなリアクションに共感した亜紀は涼に好意を示すも、アンノウンの出現やら北条のアギト捕獲作戦やらのせいで離れ離れに。

 

・Y・天と地ほどの差
ガス弾で弱っていたとはいえ、怒りのギルス相手に善戦するG3。サソリ怪人戦に続いてちゃんと強いです。
前回、亜紀の口車に乗った涼に顔を殴られた氷川が、意図しない所で仕返しを果たすと言う構図がちょっと面白い。
一方、再起を賭けた捕獲作戦は失敗し、更に自分がdisった氷川君の絶好調な働きっぷりを目の当たりにしてしまう北條。自業自得とはいえ、気の毒なほどに情けないです。

 

・Y・皆が好き
と言っちゃう翔一と、それに対して複雑な表情を浮かべる真魚ちゃん。
翔一としては、「自分の帰りを待っている人がいるかもしれない」という美杉先生の言葉がしっかり生きており、ここ2回ほどノーテンキ発言を繰り返し、亜紀に丸め込まれる頼りなさを見せつけた後で、誰かを思いやれる優しさ=ヒーローらしさを強調する見せ方がベタながらも心地よく、その上で3週連続で生き延びたジャッカル怪人の前に立ちはだかり、決着をつけるというのもなんだかんだで盛り上がる所。

機界戦隊ゼンカイジャー 第10カイ

 第10カイ「お昼も夜でもブルースカイ!」

 

☆謎の対抗意識

人質がいようとお構いなしに狙撃するツーカイザーに「この世界は荒らさないと言っただろ」と詰め寄るカイト。悪人との命のやり取りで人質に気を遣うのと、自分から他人に危害を加えようとしないのとでは性質が全然違う気がするのですが。

身を投げ出して人々を守る自分に対して「死んだら家族を取り返せないだろ」と正論で突っ込まれるのに対して、「お前がそういう奴だと言うのは良く分かった」「お前の分まで皆を守る」と突っかかる姿も良いとは思えませんでした。ツーカイザーが言ってること自体は間違っていないだけに、そこで反発するのも様になりませんし、他人の物を平気で強奪する凶悪犯罪者が相手なので、今更感も凄まじいです。現状、自分達で皆を守るしかないのに、知らない間にそれ以外の道を探していたようで、パッとしなかったです。

 

ついでに言うと、カイトもカイトで他人の事を考える人間というよりは、自分のしたいことを優先するタイプなので、界賊の身勝手を糾弾する側としては輪郭が定まらない感じ。

 

☆ツーカイザーの戦う理由

ロボになった弟を元に戻す為のようです。このままでも可愛いと思うけどねえ。

ジーヌの言う通り、犯罪行為への因果応報としか言いようがないので、勝手にやってくださいという印象しか抱けませんし、妹への愛情は見せていたのに対し、双子に関しては殆どノータッチだったので、いきなり弟の存在を重要視されてもなあという所です。

トロピカルージュ!プリキュア 第11話

第11話「もりあがれ! 海辺のサンドアート!」

 

単体としてはまあまあだけど、これまでの話との繋げ方が微妙でちょっと困惑する回。

 

☆ハッキリしない

なんとか追試に受かったまなつちゃん。皆から教えてもらったから合格したようです。

追試と本試験とでは難易度の違いこそあれ、前回は教えてもらわず一人でやったから合格出来なかったという風に聞こえますがねえ。

今回作品を守るために考えなしに飛び出していったのをローラに咎められる描写が入っていたのを見るに、考えて行動するというあり方は未だ身についていないようですが、その一方で怪人攻略の作戦はまなつが立案してみたりと、立ち位置がハッキリしていない様子。このままなあなあになって、前作のNDKさんみたく、0成長で周りが持て囃して終わりと言うのはやめて欲しいよなあ。

 

 ☆自己主張できないマン

まなつのイミフな絵に対し、おどおどして何も言えなくなるさんごちゃん。この子は成長したのかしていないのかよく分からんなあ。

 

☆ノリ悪

前回前々回とまなつage要員として頑張ってきた一之瀬先輩ですが、まなつちゃんのハイタッチには乗れなかったりと、ここに来て隔たりを仄めかすような描写を入れてくるのはちょっと謎。

 

☆ローラの孤独

人魚なので放置プレイをかまされるローラ。砂遊びに興じるプリキュア達を前に孤独感を感じている様子。

他人よりも上に立とうとする身勝手マンが、相手にされなくて憤っているというよりは、「仲良くしたい」という感情の方が強いように見えて、一段飛ばして話を進めている感じ。ローラが自分のヘタレっぷりを自覚するなりしないと、そういう感情には至らないと思う所。