しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

恐竜戦隊ジュウレンジャー 第43話~第46話

ようつべ(死語?)で「龍騎」の配信が始まったので書こうかと思ったのですが、何分このブログも更新者の怠慢で、更新停滞中の連載が堆く積み重なっている状態なので、ここは無理せず次の機会を待つことにします。そんなに好きな作品って訳でもないし。

見ての通り「ジュウレン」も遅れてますからね。もう「ダイレン」配信しちゃったし。

 

第43話「甦れ!獣奏剣」

ブライの死を受けて意気消沈気味のドラゴンシーザー。正直ドラゴンシーザーとブライの絆なんて全く描かれなかったわけで感慨も糞も無いのですが、それでも一緒に戦ったパートナーということで、少なからずショックを受けるのは当然でしょう。

ただ分からないのは、こいつがあの理不神の一部だってことなんだよなあ。タイガーの時もだけど、守護獣ってティラノザウルス以外は割かし良い奴なのかもしれない。

にしてもまあ、普段から自分達に力は与えるけど試練も与える、ちょっと立ち位置の違う協力者みたいな距離感で接している上に、前回あれだけブライを死の直前まで戦いの淵に叩きこみ、民間人が犠牲になっているのにSHIRENに拘り続けた守護獣達相手に超絶なれなれしく接している恐竜戦隊が白々しいというか。敵を倒した決め手を競い合う所とか、子供のペット自慢じゃないんだからさ(;^_^A

ブライの死という事件を受けて、片や悲嘆にくれるドラゴンシーザーの弱弱しさを見せる一方で、大切な者の死に涙しながらも挫けず皆の前で気丈に振舞うゲキの戦士としての意地を見せて対比させようというのは良いんだけど、前回の内容を受けての今回というのを踏まえると、却って違和感が先立つ状況なんだよなあ。ゲキの「全てを忘れて戦う」というのは、身内の冷酷さに目をつぶるという意味ではないと思うんだけどなあ。

シーザーが気落ちしていることとバンドーラ様の縛りプレイになんの関係も無さそうっていうのも観ていて面白くない所で(羽交い絞めにされているから現着が遅かっただけで、戦意自体が消えたわけではないし)、シーザーを勇気づけようと振舞うゲキも、自分で何とかする前にまずシーザーを笛で呼ぼうとする有様で、何かあるとすぐブライを頼ってしまう甘え癖は全然抜けてないように見えるんだよね。

 

第44話「女剣士!日本一」

ここから4話ほどそこそこ手堅くまとまった話が続きますが、それ以上にコメントが見つからないという感じ。

ゲストの女剣士の気の強さと、生徒に慕われる優しさと頼もしさ、そして弱さを知ってすぐに崩れてしまう年相応の少女らしい脆さ等、ゲストキャラの描写がそこそこ濃かったのは良かったかな。ゴウシとのラブロマンスめいた場面は、正直クサ過ぎて見てられなかったけど。

 

第45話「バカヤロー少年」

本作で杉村脚本の次位にトんだ回を担当してきた高久さんの脚本で、タイトルの段階でイカれ臭が漂っていますが、これが意外と大人しめで、なんやかんやまだ常識の範囲内って感じの展開だったと思います。

 

第46話「参上!凶悪戦隊」

ふつーの服のゴウシで何故か笑う回。

戦隊迫害ネタですが、「ジュウレンジャー」じゃなくても良いよねみたいな話だもんなあ。単発のネタにするにはそこそこ重いだけに、却って悪目立ちしてる感もあるし。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン26話

ドン26話「フィナーレいさみあし」

総集編。皆マスターのこと好きですねえ。

 

カズ「夢に遅いも早いも無い」

マスター「良い最終回だった」

キングカズにそれを言われたらそう感じちゃうよね。キングカズはあの番組のメインキャラでもなんでもないけど。

 

エンキスとドンブラとキングカズに占領された番組の最終回

さくら「バイスは家族」

ああ・・うん・・・そうなんだ。

一緒に戦ってきた仲というのは分かるけど、家族って言う程の結びつきが感じられたかと言うと微妙だよなあ。

 

一輝のお節介で救われた人達というのの中にオレオレ詐欺のグループの一人が居たけど、あれはたまたま一輝がKAGEROUや怪人と戦ったおかげで助かっただけだと思うんだよなあ。犯罪行為から足を洗わせるために尽力した訳でも何でもないでしょうに。

「スピンオフ」と「お節介」はこの作品で参照してはいけない2大用語ですね。

 

パパ「もう一人の自分と気持ちよく戦えるなんて羨ましいよ。」

自分の事「家族!」とか言って溺愛してるの、考えてみなくても変な話だよね。

 

悪魔は成長に必要だけど、成長しきったらお役御免でいなくなるってことなの?てことはもう一輝君完璧超人なのかすげえなあ。常に付きまとう弱い自分と向き合い戦い続けるもんだと思ってたけど違うのか。大二君とさくらはいつ別れられるのかな?未だに成長してないんだよね君達。

 

ホントに復活したよ一輝の記憶。よーわからんよ本当に。

俺も国家予算位借金して都合よく記憶喪失になったりしたいなあ。

 

さくらは医者志望とのこと。空手とかと一ミリも繋がって無いのマジキチ。師範代の子供の話とリンクしてるってことなんだろうけど、彼女の事ずっと触れてないでしょうに。せめて博士パパの手術に立ち会うとかあればまだマシだったのに。やっぱり警官位が丁度いいと思うんだけどなあ。「アギト」の真島君と比べなくても、屁ほどの重みも無い医者志望でしたとさ。

 

キムスバすぐ出てきてて笑うなあ。軽いなあデッドマンズ犯罪。

 

突然のキングカズ登場と、氏の棒読み具合が絶妙で、ゲラゲラ笑いましたとさ。

 

で、いつ思い出すんだバイスのこと?「家族だから思い出す」って言うのはなんだったんだろうね。バイスヒルの人形もゴミ扱いだし。

 

ロジックも人物描写もすべてがナチュラルに狂っている作風は最後まで受け付けなかったです。

まあそれも個性かと思いますが、次回作の「ギーツ」は「エグゼイド」と「ゼロワン」(後追いで観てる)でブイブイ言わせた高橋脚本らしいので、今作の非にならないぶっ壊れ描写のオンパだと思うと、結局中途半端な印象が募ってしまいますね。悲しいなあ。

かめんらいだーりばいすだい50わ

飾ってあった家族写真が無くなったことに突っ込むお客さんのおじいちゃんとおばあちゃん。でもその写真から一輝の姿が消えてたのにはずっと気付かなかったんだよな?仲良し家族の戦闘が好きだったと言う割には、その実あんまり興味無さげなのが哀しいね。

 

記憶消去の範囲が家族限定になってるのはどういうことなんですかねあの契約。バイスの力でジーコの事とか忘れていましたよね。ジーコも家族ってことなのかな?家族の範囲広げすぎじゃねえかなあ。

 

銭湯のマスコットと化してるのもそうですが、バイスがレストランに入ってきても物怖じしない客の女性はなんなんでしょうか。バイスってそんなに迫力無いのかなあ。見た目的にはデッドマンズの着ぐるみとどっこいどっこいだと思うけど。

 

一輝、目の前で家族をボコされたとはいえ割と躊躇なしにバイスに殴り掛かりますが、あれで良いんでしょうかね。唯一の家族だったんでしょ。感情のふり幅が極端なんだよなあ。

 

契約相手を忘れたら契約は破棄みたいなことを言ってましたが、なんじゃその超絶ルールは。記憶を失ったら借金踏み倒せるみたいな理屈に聞えるけど、ありなんかそれ。法律に詳しい人教えてクレメンス。

 

やっぱりバイスや五十嵐家一同の自演だったみたいですが、でもパンピー襲われてませんでした?金で雇ったエキストラ?フェニックスの財力は世界一チイイイイ!!

 

博士はパフェの呼び方をヒロミと議論する前に、もうちょいバイス達の為に研究するなり汁と思います。反省の言葉を口にしていたように家族の記憶が無くなったのは君の八つ当たりのせいでしょうに。

 

泣いても笑っても真顔になっても来週で最終回。バイスの母親もぐもぐ未遂のアレの件とか、ちゃんと説明がつくんですかね。つかそうで不安だぞ。

ドンブラも便乗して総集編やるみたいなので、なんか来週はテンション低めのままニチアサが終わりそうです。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン25話

ドン25話「ヒーローしごとにん」

指名手配犯を雇ってしまうレストランって、根本的に経営者のアレがアレなだけでは・・・。

 

前回母親の愛(?)の深さを学んだタロウは、雉野のお母さんが死にそうと勘違いして必死に働く好漢っぷりを披露。日頃はお供相手に圧強めな彼ですが、チームの長としてやることはやるタイプです。はるかも負けじと人助けの為に邁進したりと、相変わらず理想の自分実現に余念がないです。タロウよりはるかの方が自己愛マシマシって感じなんですけどね。

 

猿原は変なプライドからお仕事をしますが、まるで甲斐性なしなダメ男っぷりを披露。学校の臨時教員として招かれる位は地域の名人として通っているのに、予備校業界では門前払いと言うのがちょっと理不尽ですが、知らん人からしたらただのニートですからね。ひもってたいへんだなあ。

 

雉野は自分の為に働きつつ、「知り合いの病気のお母さん」の為に頑張るタロウの会話を立ち聞きして奮起。基本身勝手な人間だとは思いますが、自分の事だけではなく、タロウに協力する為に仕事を増やそうとする雉野の姿勢は良くも悪くも彼らしいです。いやになる位平凡故に社会に対して主張できる我を持てないからこそ、社会の根底にある善悪の基準や等身大の人生の悲喜に対して敏感になっているそのあり方が、雉野がドンブラザーズとしてやっていけている理由なのでしょうね。しゃかいじんってたいへんだなあ。

 

4人それぞれのキャラクターが出ていたのは良かったと思います。ちゃんと鬼殺隊してるソノイと、それを阻むべく戦うタロウの構図が久々に展開されたのもどことなく懐かしかったですね。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン24話

ドン24話「むすこ、ににんばおり」

 

五十嵐一輝化ボケが始まっているのか、タロウを息子と間違えたり(全然似てない)、担任教師や旅行で行った海の名前も忘れたりと、中々アレな感じのお母さんがゲスト。

奇行ばかりが目についたので、流石に自分の息子ではないと悟ったようですが、タロウのことを受け入れたりと、良くも悪くも敏樹キャラらしい振る舞いを見せつけます。

 

口パクは嘘じゃないのかとか色々ツッコミが入りそうですが、台詞を言わない範囲で歯演技の一環で良いのか。演技でもあまりに迫真だと、嘘ということで気絶するみたいだけど。

言動こそ高圧的ですが、息子を守るために怪物相手に生身で特攻した母親の姿を見て、その愛の深さを認め、自分も桃井タロウとして彼女の愛に報いようとした姿は素直に良かったです。根っこは素直なんだよなこの人。

 

猿原も雉野も演技のつもりが段々真に迫ってしまい、譲れない者を全否定されて勝手にキレて辞退する所がどうしようもないです。

 

トラドラゴンジンはかっこいいけど、トラドラオニタイジンは微妙ですね。

ゴーバスターズのロボみたいで二番煎じ感が凄まじいというか。

りばいすだい48わ

同じ体を共有していて、カゲロウに変わった途端体力が回復するのはどうかと思いなら、それ以上にカゲロウに声をかけられたら床ペロ―フォームを解除して立ち上がるさくらが結構理不尽。大二の立ち直りの件も含めて、カゲロウって気力回復アイテムか何かなのかしら。

 

ウィクエン基地は博士親子の巣だ!(ウルトラマンA風)的ノリで明かされた、衝撃でも無さそうな事実。実家に基地を作っていたっていうのは良くも悪くも無くも無い話なので、そこが驚きどころかというと全然そんなことはないからなあ。

ドアを開けるのに変な呪文を唱えてるヒロミと一輝は、呆れゲージが溜まってあかんでした。若いのが工具を使いましょうとか言い出して、一気にクルパー度が膨れ上がっちゃいましたね。

 

一輝にぃは自分より他人の心配っていうのがようわからんのですが、玉置のアレは力を使いこなした一輝が勝手にキックしただけで、玉置の内面に寄り添ってたようには見えなかったと思うけど。大二を救った云々も、ちやほやされるか、カゲロウ回復パワーのおかげだしね。どれもこれも一輝が彼らの苦悩や弱さに寄り添って、精神的成長につないだ例とは言えないような。

てか、家族を救うのと、殺人を避ける為に相手の悪魔を分離するとか、お節介とは言えない気がするんだけどなあ。

 

ヒロミは一輝の為に資料をあさったり、博士と電話したりと絵的に美味しいシーンに恵まれていたと思うのですが、過程を知らないので何とも言えません。スピンオフの意味をはき違えてry

 

博士が怒りから一輝達を殴る蹴るして当たり散らかすのも意味不明なら(てか、技術力だけならあんたの方が既に上やろとあれほど・・・)、博士パパが博士に悪魔を植え付けたのも遠くから見守りたいという愛(ここ素直に意味不明・・・)とゴリ押す一輝も相変わらずなあ。「家族は仲良くあるべき」というのは初期から続く彼の基本スタンスなので、そういうものとして捉えるしかないのは分かるのですが、一方的に愛情だと決めつけて納得させようとしても無理があると思うんだよなあ。そう思うのは勝手なんだけど、もうちょっと博士の気持ちに寄り添ってあげないといけないんじゃないか。

 

博士の絵を保存していたから愛情っていうのも良く分からないよなあ。単に技術をパクっただけとか、捨てるの忘れてたとか、そういう発想に行きついちゃうのは悲しいよね。

 

もう両親の事を忘れてるのに、弟妹のことを忘れてもね。なんかこう、今更感‥。

 

次回はバイスが何かするようです。これまでのアホアホ展開が腑に落ちる流れになると良いですね(^^♪