第21話「mysteryを追跡せよ!」
何度も敵対しているはずの黎斗が永夢をライダーとして推薦したのに対し、本人はともかく飛彩がそれを流すのには違和感があります。
今までの言動から考えると、永夢の変身を止めたりするのが適切だと思うのですが。
謎解きはドクターの仕事ではないということですが、第13話と第14話での飛彩の振る舞いを見ていると、バグスター関連に関しては例外的な処置を認めているようですし、線引きが不明確なだけに黎斗に対する消極的な姿勢に甚だしく違和感。
ポッピーも、永夢がゲーム病だということを知りながら「ゲンムに推薦された」ということを暴露してしまうのはどうかと思います。
この作品のキャラクターの認識的に、ストレスがかかりそうなネタだと思うのですが(;^_^A
対黎斗用に新たなガシャットを開発しようとする大我・ニココンビは、クリエイターの作を訪ね協力を求める。
ニコ「ゲンムにされたこと、忘れたのかな?」
作「あの社長のことは今でも恨んでます!」
ニコ「だったら仕返ししてやれよ!」→腹パン
理由もなく作を殴りつつ、仇討としてゲームを作らせるニコもひどいのですが、それに応じてしまう作に関しても、夢いっぱいのゲームを作ってくれというバガモンの遺言とのギャップを感じざるを得ません。
夢を守る為に戦力としてのゲームを作るのと、戦いとは切り離されたそれ自体が夢を与える為のゲームを作るのとじゃ話が変わってくると思うのですが、両者の溝を埋めるような「夢いっぱいのゲーム」の定義づけが曖昧で、作の立ち位置が定まらないのがきつい。
彼にとっては能動的な意味合いの強いゲーム作りを、受け身の姿勢で行うことになるというのもどうかと思いますし、ギャグがかった演出も不快感を醸し出しお世辞にも高いとは言えない作品への好感度がさらに下がりそうな場面(;^_^A
第22話「仕組まれたhistory!」
黎斗に感染したバグスターが一般人に危害を加えたら不味いので治療するという飛彩ですが、それなら第5話での犯罪者(グラファイトでしたが)もその場で治しておくべきじゃ;^_^A
「罪を償わせるためにも治療が必要」というスタンスにも脈絡が感じられず、患者の事情は関係ないという信条は何処へ(;^_^A
永夢の考えを伺っただけと取ろうにも、何故そんなことをするのかという話ですし。
衛生省も、医者に患者を預けてその場からとっとと退散する上に「しかるべき処分が下される」と言いだし、一般人への危害を防ぐために治療するという理由は鑑みないようで、対立劇の作り方が・・・はい。