しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

電撃戦隊チェンジマン 第13話~第16話

 

第13話「地球を売るパパ」
第14話「攻撃!巨大トカゲ」
トカゲがひたすらかわいそうなナナ登場編。
「同じ地球の生きもの」だから生かされた犬・猫に対して、トカゲは躊躇なく斬られるチェンジマンの線引きですが、この辺りはタローやココ&キキとの交流を経て、地球という一つの星に目を向けた防衛戦ではなく、宇宙の正義を背負った戦いとしての認識を強めたからでしょう。
宇宙人もまた自らと同じ運命を背負っていることを理解し、星を飛び越えて共感出来たチェンジマンだからこそ、宇宙の正義の為には地球の生物を殺す決断に踏み切ることがある。ちょうど、ゴズマに母星を取られた宇宙獣士を倒すように。
それ故に、このタイミングで熊沢博士を「地球の」裏切り者として出してくる意味があったのかという疑問が付きまとうのですが(;^_^A
(地球を売った男が地球の生物に殺されるという落としどころ自体は奇麗。)
剣とナナの関係はわずかな時間で掘り下げられ、今後の展開への下準備としては良く出来ていると思います。

 

第15話「暴走ライダー麻衣」
バイク荒らしをおびき出すために自分もバイク荒らしになる舞(笑)
第6話の頃と同じで、手段を選ばないキャラクターが強調されてます。
ロガンの網がチープすぎるのが萎えるところですが、巨大化してチェンジドラゴンを掴んだのは余裕が感じられる演出です。


第16話「翼を持った少女!」
メルル星人さくらの笑顔で戦意喪失するゴズマ一同&チェンジマン
疾風の色ボケが敵味方問わず伝染したようにしか思えない(笑)
勝手に表れてメルル星人の使命を告げに来たメモリードールの冷血っぷりはともかく、さくらの方もそれを平然と受け入れてしまうので、ドラマの部分はちょっと弱い(;^_^A