「脚本:井上敏樹」というパワーワードに釣られて、15話ぶりの視聴
第20話でいよいよ番組についていけなくなって以来視聴を打ち切っていたので、この回に限っての感想となります。
前編ということで良くも悪くも前提情報の披露に留まる回ですが、主人公の内面を主軸に添えつつ、ゲストに関しても特異な挙動でキャラクターを印象付けることで、「次が気になる」と思わせてくれるのは大きいところです。
アナザーキバ(主人公が初恋の相手だと思っている)が敵に攻撃されたのに、割とふざけたリアクションをするソウゴというのは、脚本によるものなのか、演出によるものなのかは分からないのですが、やりすぎ感が強いところですが(;^_^A
まあ、アナザーライダーは確か倒すのに条件か何かがあった筈なので、そこは一応ジオウのルールではアリな所ではあるのでしょうが。にしても、未知の敵なんだからその辺は危機意識もっとけよとも思えなくもないわけで。
ちょっと気になったのは、ソウゴの中の法律の認識が=正義として捉えられてる所で、そこを踏まえるとソウゴの悪い魔王観は、正しい決まり=法律をやぶって好き勝手する人っていうところなのか。
まあ、実際9話10話で悪い魔王扱いされていたゲンムも、都合の良い決まりを作ってどうこうするというよりも、その場その場の感情に赴いて力を奮っていた節があったので、そこを踏まえての展開と考えるべきなのか。
法律への捉え方がどことなく漫画版クウガの一条を彷彿とさせますが、そういえばあっちも冤罪を主張するお姉さんが怪物になってたり。