しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第36話

 第36話「超速のボディガード」

 

目の付け所は悪くないとは思うけど、描き方がうーーんなのでイマイチな話になった残念回。
やっぱりメインの人の脚本が一番(自主規制)


トワ
「使命を成し遂げた後どうするの」と迷惑女に聞かれて戸惑うトワ。
戦士として生きてきた人間が戦士じゃなくなったらどう生きていけばイイんだという
シンケンジャーの養子レッドみたいな話を持ち込んできたのですが、トワっていつから戦ってたんでしたっけ。
あっちは一応初期のころから子供のころから色々大変でしたって話が挿入されていましたが、トワはその辺良く分からないしなあ。
その上あっちはいきなり戦線から外されていきなり自分の空疎を突き付けられるって展開だったのに対し、トワは現在進行形で戦闘中の身なので、そういう迷いが出てくる段階でもない気がするんだよなあ。


サキ
ともすれば不審者スレスレの変身兄ちゃんに声をかけ、ブツをパクって自分の都合に巻き込む、変態要素強めの迷惑女。
人から期待されてる云々って状況が、トワが背負う使命とリンクするって展開なのでしょうけど、トワの背負う使命ってのが自分で言ってるだけなので、誰に課せられたのかが今一つ分からない。
養子レッドみたいに、父親から遺言の形で託されるって話が挿入されるとかがあればまた変わるんでしょうけど。
期待に堪えなくていいけど、やるべきことはやるっていうトワのメッセージも、サキにとってのレースやトワにとっての戦いが何なのかっていうのが提示されていないように見えるので、何を言ってるのかよく分からないんだよなあ。
自分の意志や好意でやってるっていう場面が挿入されれば、「自分から逃げない」って話になるのでしょうけど、前提となる要素を外した上でいきなり結論を語りだすのが巧くない。