しがない感想置き場

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魔神戦隊キラメイジャー エピソード11

 エピソード11「時がクルリと」

 

ゴルゴムの仕業だ

と、何が起きてもゴルゴムと結びつける南光太郎と違い、時間が巻き戻ったことを安易に邪面師のせいにせず、呪いをかけた相手プレイヤーを疑うイエロー。

偏見で物事に当たらないその姿勢は見習うべきなのかもしれませんが、気持ちの上ではは邪面師(もしくは相手プレイヤーとの共謀)を疑う方が自然なような。

 

☆おまえじゃねぇすわってろ

事情も知らないのにイエローが本気で取り組んでいないと責めるじゅうる君。前も書いた覚えがありますが、この人は単に絵が好きなだけで、他人の心理や振る舞いについて直感で見抜ける裏付けは特にないと思います。

主人公を目立たせる為に無理やり設けた描写という印象が強くて、あまり好きになれないなあ。

 

☆不得手なキャラで相手の引退試合に臨み

相手プレイヤーを怒らせてしまったイエロー。その後本気キャラで再戦に臨むのですが、最後まで彼が得意キャラを封じていた理由が明かされず話が終わりました。

敢えて強敵相手に不得手なキャラで戦いを挑むことで、自分に高いノルマを課していたのか、単に相手を侮っていたのかは分かりませんが、イエローがどういうスタンスで自分の得意分野と向き合っていたのかを伺う上でそこそこ重要な所だと思っているので、スルーというのはどうしたものか。

まあ、元々偉そうにしている割には、肝心な所をじゅうる君に押し付けていた人なので、「真剣だったけど本気じゃなかった」みたいなセリフも、今更全力を出してこけたらかっこ悪いといった恐れから、自分が傷つかない範囲で力を発揮する程度で済ませようと言う気の表れなのかもしれませんが。

イエローの嫌な部分を切り取ろうとした意気込みは買いたいのですが、まとめ方がなあなあになっていてあまりしっくりこない出来でした。相手プレイヤーに関しても、全力で叩き召されてすっきりしたかったと言う潔さと、人に呪いをかける陰湿さが巧く噛み合わないのでまとまりがなかったし。