第23話「かわいいってなんですか?アスミと子犬物語」
☆ 美的感覚
はあまり無さそうです。アスミさん。
いわゆる普遍的なかわいさというよりは、アスミさん流かわいさにすり替えられた感はありますね。
☆機械と精霊
人間と仲良くし、時に守る為身を投げ出す犬に対し、可愛さを見出すあすみ。
のどかが身を投げ出して自分を助けた時は、献身の理由が分からず敬意もクソもなかったのが、のどかが語る人助けの理由を受けて、犬たちの行動にも理由を見出し、感銘を受けたというのは、これまでの流れを踏まえた展開といえるかも。
人助けの理由がのどかの請け売りであったとしても、他者の恩に報いようと体を張るあり方に、あすみが”強さ”を見出し、そこに敬意を払えたのであれば、現状、恩返しマシーン以上でも以下でもないのどかよりも、純粋な想いでプリキュアをやれるのではないかしら。
・・・なんというか、のどかちゃんは、天堂竜とか水城史郎とか木野薫とか火野映司みたいな、自分は空っぽ(だと思い込んでいる)からヒーロー業に執着するタイプの子で、プリキュアと言うよりは井上敏樹や小林靖子の戦隊・ライダーの人って感じで、要するにすげえ危なっかしいっす。
☆呑気
犬を戦いに巻き込んでおいて、自分たちのふがいなさに殆ど反省の意を示さない既存3人。あすみさんが居れば大丈夫ってことなんでしょーかね。いいとこないなあ。