しがない感想置き場

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ヒーリングっど♥プリキュア 第31話

 第31話「ビョーゲンズの進化!お手当てはヒーリングっど♥アロー!」

 

うーん、盛り上がらないなあ。

 

怪物騒ぎ
何度もメガビョーゲンが出てきて倒されていた点を強調して、
怯える子供を励ますちゆちゃん。
この世界ではメガビョーゲンの出現が、事件の際に居合わせた人以外にも共有されている様です。
その辺りの扱いの描写って無かった筈だと思うので、唐突感が拭えない所です。

 第7話で触れてましたね。すいません。

 

諦めない人
皆が諦める中、のどかとラビリンだけは諦めずに立ち上がる。
元々前のめりな所があるラビリンが、のどかの闘病を目の当たりにして、余計にお手当への執念を強めたというのは分かるのですが、これまで恩返し云々しか言わなかったのどかが、急に「病気になった人の気持ちが分かるから」と言いだすのはよくわかりません。
この間の闘病がきっかけとしても、その前の闘病経験は何だったのかという話になりますし、同じ種類の苦しみを味わっているとは言っても、進化したシンドイーネの超パワーで怪物化した先生と、メガパーツを埋め込まれてケダリ―を産んだのどかとじゃケースが異なるので、ここに来て、「自分が助けられたから助け返す」→「痛みを経験した自分だからこそ、苦しむ誰かに寄り添えるし放っておけない」路線に戦う動機をシフトされても困惑する所です。

やっぱりスタッフとしては、のどかちゃんはただの「優しい善意の子」なんだろうか。

 

諦めた人
のどかちゃんと違って即諦めてしまったアスミさん。
これまで勝利勝利の連続だったので、彼女がそう思うのも無理なからん所ですが、大事な所をずっとアスミ頼りでやってきた3人があきらめないと口にしてアスミの再起を促しても、あまり劇的に映らないのが正直な所。
ちゆちゃんひなたちゃんは、動物園で怯える動物の様子を見たことから、戦う気持ちを奮い立たせていましたが、あの一連の描写は、結局二人の薄さを解消するために、急ごしらえで挿入した感が強くてなあ。