エピソード44「友よ、静かに眠れ」
☆じゅうるとファイアとの絆
RAPバトルの話でちょっと触れられただけですよね。
パートナーとの絆にそんなに重きを置いていなかったので、ウジられてもさほど感情移入できないしなあ。
皆の為に戦うファイアの覚悟や意思というものにも焦点を当て切れていなかった感じだし、じゅうるを心配する気持ちと、世界の為に行動しなくてはいけないという気持ちの両方で葛藤し、前者を選んだ心境もつかみにくいしなあ。
まあ、前回カナエマストーン万能説が唱えられたばかりなので、なんとかなるんじゃね?という話ですしね。
☆説得
姫として、ファイアに戦うよう促すマブシーナ。
本編では殆ど守られるか非戦闘員としてぼーっとしていることのが多かったので、一年の集大成としてマブシーナの成長を垣間見る発言とは思えず。
まあ、父親との死別(と思ってただけ)を経ても、戦士集めに精を出していた彼女だからこその台詞なのでしょうけど、父の死(生きてたけどな)の悲しみを乗り越え、彼女が立ち上がった姿を見せられたわけでもないし、やはりちょっと微妙。
(ファイアの場合は、自分がじゅうるを巻き込んでしまったという自責の念もあるでしょうし、状況が微妙に違うかな。)
☆ヨドンナ退場
ヨドンナは皇帝に愛されていたかったらしいです。
皇帝に認められたいって気持ちは何度か表明していましたが、何が彼女をそこまで駆り立てたのかがさっぱり分からなかったので、皇帝にルラギラレテ果てる悲壮感を共有できませんでした。間接的には因縁の相手だった為朝の作戦がきっかけで死んだわけですが、ヨドンへの求愛の方が強調されてしまったので、消化不良感は否めません。
☆じゅうる帰還
危ない所をガルザに助けてもらいましたと言われても、視聴者が1年近く見てきたガルザは、優しかったガルザが洗脳されていただけの状態であり、洗脳が解けたガルザはぽっと出の新キャラ同然でしかないため、そんな人に命を救われる展開に感動はありません。
クランチュラが仲間としてあれこれ立ち回るのも、これまでの経緯的にちぐはぐな感じがしますしねえ。
☆キアイドーだってもう少し謙虚だろう
結局じゅうるに詫び一つ入れず、弟が洗脳の被害者だったことが発覚した後も、ずっとdisり続けた弟を「誇りに思うぞ」と上から目線で讃えだすオラディン王。だめだね。