しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

仮面ライダーアギト 第2話

 ・Y・折れないG3開発者

G3が負けたことがショックじゃないのか、という問いに対して「敵が未確認生命体ならG3の武器で倒せたはず」と返す、G3開発者の小沢さん。

敵との相性が悪かっただけで、設計思想の面からは不備はないということで、冷静に状況を見極めています。

この辺りは開発者としての自信を感じさせるところですが、なんだかんだ新しく出てきた豹怪人とのタイマン勝負ではそこそこ渡り合っていたように見えただけ、短期間の間に修理と同時に改修もこなしている様子。

 

・Y・黒い警察

謎の怪人「アンノウン」の存在を報告した未確認生命体対策班の氷川君に対し、警察上層部は「未確認生命体は滅んでるんだぞ」と不信感を示す有様。

G3がテストで成果を上げた時は、ニヤニヤしていたと思ったのですが、G3が負けた途端、外敵の存在自体を否定し、逃げの姿勢にシフトするのはどうなんでしょうねえ。

まあ、G3の開発費や運用費とか、オーパーツの研究費とか、けして安くは無いでしょうし、それで成果が芳しくなかったら、自分たちの立場も危ういってことなんでしょうね。

エリートの北條刑事も、氷川君の報告を、対策班存立の為のでたらめと解釈して聞かなかったり、市民を守る為に粉骨砕身する前作の警察象とは変わって、世間体や立場を優先して行動する、身勝手な人達の集まりという感じ。

 

・Y・ノーテンキな主人公

謎の戦士は主人公の翔一君が変身したものでした。

変身前に生じた頭痛にも心当たりは無さそうだし、前回変身した直後のリアクションがまるで描かれず、のほほんと農作業を進める辺り、本人に変身して戦っている自覚は無い様子。

怪人討伐に向けた、移動時間と戦闘時間の空白に関しても、あまり重くとらえてはいないようですが、反面、居候先の先生から持病持ちかもしれないと言われてすぐその気になる辺り、外野から何かを突き付けられると、その気になって途端に弱る性格のようです。

過去を無視し、今が良ければそれでいいというスタイルということで、メンタルはやっぱりそんなに強くはないようですね。

 

・Y・超能力

生意気っぷりと明るさを振りまく反面、お父さんの話になると途端に暗くなったり、なんだかんだで影がありそう。

加えて、伏せられたトランプの種類を当てる辺り、超能力の持ち主のようです。

前回のアンノウンの被害者もそれっぽい感じみたいですし、怪人との行動に色濃く関わってきそう。

 

・Y・なんとなくフォームチェンジ

謎の戦士がフォームチェンジをしました。

戦況に適合した能力を発動する為のフォームチェンジという側面が強かった前作と違い、これといった理由が見当たらず、当然フォーム固有の能力というのも伝わりませんでした。せいぜいが、敵が武器を持っているからこっちも武器が欲しくなったという位でしょうか。

いい加減と言えばいい加減ですが、ヒーローも怪人もかっこいいし、処刑用BGMに乗せて敵を打ちのめすアクション自体は盛り上がるし、個人的には戦闘面でそれほど不満は抱いていません。かっこいいは正義。