しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

機界戦隊ゼンカイジャー 第4カイ

 第4カイ「ブルブルでっかいおせっかい!」

 

☆ミニプラがそこそこかっこよかったダイボウケン

新戦士はダイボウケンもどきでした。

ボウケンジャー」は好きな作品なのですが、今一つこれだという功績も無ければ、ロボ人気もまあまあという感じで、良くも悪くも地味な印象があるだけに、レギュラー扱いはちょっとびっくりです。30周年記念作という位置づけからの抜擢でしょうか。

個人的にはサポートメカの鳥ロボが、ジェットイカロスもどきにでもなるんじゃないかと思って、今から期待していたりします。

 

☆前回の占い

でダイボウケンもどきの眼鏡が出てきましたが、今回その結果に合わせて何か行動したという描写はないです。

前回行動こそ大事みたいなことを言いつつ、これといったこともなく放置というのはちょっと残念。

 

☆自分の世界を楽しんでくれている

ダイボウケンもどきの姿を見て喜ぶ主人公。

後に見せる、並行世界を弄ぶ敵勢力に怒りをぶつける姿については、父母が発見した新世界を守りたいという一心の延長線上にあるというのが分かるのですが、自分の世界を楽しんでもらうことから来る嬉しさが何に由来しているかは今一つ謎です。

 

☆離反の理由

「自分を壊そうとした」から反旗を翻したのではなく、「自分に何も教えてくれなかった」「主人公が色々教えてくれた(る)から」という、知識欲先行の行動を見せるダイボウケンもどき。

どちらかというと自分で主体的に知識を得ようとするタイプのように見えたので、「教えてもらえるかどうか」はあまり関係はないように思えますし、元々敵の技術に関する興味が強かったから組織に入ったのを考えると、その辺の欲求についてはどう折り合いをつけるつもりなのか、少し気になる所。

加えて「知ることで世界が広がるということを学んだ」というのも良く分かりませんでした。故郷が世界の全てだと思い込んだのは仕方ないにしても、知識を増やしたら世界が広がると言うのは、知識欲で動く人なら分かってて当然と思いますし、ストレートに「知りたいことに溢れたこの世界を壊させはしない」という意思を表明するだけで事足りたのを、蛇足を交えて歪な印象を与えてしまった気がします。