しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

トロピカルージュ!プリキュア 第6話

第6話「今はじまる!その名は、トロピカる部!」 

 

☆部活の名前

「今一番大切なことをやる部」ということで、「トロピカる部」だそうです。

本気で取り組みたいことが見つからないまなつちゃんらしいコンセプトですが、さんごのコスメや先輩のゲーム等、部活として認められないこともあるわけで、そういうものがその時重要になった場合、部活として成立しなくなる気がするのですが。

生徒会長の方も、上記のまなつちゃんの言葉に何かしらひっかかったようですが、生徒会長としてまなつちゃんの言葉に正当性を見出したから了承したのではなく、自分よりも年上の卒業生達に頭を下げられるという「無言の圧」で、仕方なくというのが本当の所でしょう。

そんなこんなで、部活として色々無理がある上に、決まったのも外部から強引に働きかけたという感じで、今一つ面白味に欠ける感じ。

とりあえずは、色んな事をやって、その中でまなつちゃんが自分に相応しいものを見つけ、それを極める為の精神的な修養を積む場として機能してくれればいいかと思います。まなつちゃんの現状を肯定して終わりというのだと、ちょっと寂しいので。

 

☆滝沢先輩ポンコツ

常識人としてツッコミ役に回っていた筈が、「部活動として」トロピカれるものとして、ゲームを挙げてしまうという風に、意外なアレっぷりを見せる滝沢先輩。

一方、まなつちゃんからは部長を押し付けられ、ローラの奇声を自分のせいにされたりと、色々損な役回りなので、同情も禁じえず。

 

☆卒業生

あんなでっかいペンギンの置物(その上怪力の滝沢先輩ですら一人で持ち上げられなかった程の重量)を、植え込みをかきわけて探すと言うのは無理があるように思われます。

というか、そういうのは学校の職員とかに相談してあれこれ探してもらえば良いわけですし、前回のようにに無造作に放置していたのを見るに、何の言付けも無くただそのままにしていただけにしか見えないので、卒業生も沢山居てあちゃーな人ばっかりだった様子。

 

☆やる気のない幹部

ヤラネーダを作る玉を落としちゃいましたと言う管理の甘さで、敵のズボラさが表現されるというのは面白かったです。それによって敵が出向かなくても街に怪物が出てくるということで、終始積極的に動かない怠け者っぷりを見せたというのも悪くなかったと思います。

しかし、やる気エナジーを吸い取られる吸い取られないで、「心置きなく戦える」云々という台詞が飛び出るのは良く分かりません。「敵が強くないから楽勝に倒せるぜ」という感じの意味なのでしょうか。