第7カイ「魔界の王子は気がみじかい!」
お話はモヤモヤするものがありましたが、好みのロボが出てきたのは素直に嬉しいです。
この辺はスーパーミニプラじゃなくて、DX超合金(無理なら超合金魂)として出してほしいので、バンダイさんには早く動いてもらいたいです。ちゃんと消費者を満足させてよね。
☆バトルフィーバーJっぽい
一時期まではBFJが1号戦隊って扱いだっただけに、主役が現行1号をモチーフにしているのに対して、ライバルの変身した姿がこれというのはちょっと意味深。
この辺は白倉Pらしい意味深さがありますが、期待しすぎてふにゃふやだったというケースも過去実績的に大いにあり得るので、頭の片隅に置いておく程度で。
☆人間相手だと躊躇うけど、キカイノイド相手は躊躇わない
と言わんばかりの態度を示すカイト。キカイノイドについては、あくまでも別世界の人間ということで化け物扱いということなんでしょうか。まあ、人間型の敵をコ〇したら、警察のお世話になるかもしれないというのはあるかもしれないけど、キカイノイドも人間も並行世界の人たち同士ということでフラットに扱ってきた印象があるだけに、ここに来てひっくり返された感じで、なんじゃそりゃというのが本音です。
戦う決意をしたのも、殺されかけたことで庇うべきかもしれない対象から危険人物として排除する対象に認識が変化したからで、大きな葛藤を乗り越えたようには見えませんでした。まあ、どこぞのNDKちゃんみたいに相手の悪行を並べ立てて殴り掛からないだけ、こっちの主役はまだ弁えてる感はありますが。
ガオ―ンはガオ―ンで、カイトから偽物の操り人形と言われて納得したみたいですが、だからといって人間じゃないという根拠は何処にも無いと思います。人間が操られている可能性もあるわけで、とりあえずカイトの言葉を鵜呑みにして思考停止しているだけという印象しかないです。
☆覚悟?
ジュラン達はどんな敵とも戦う覚悟を決めている、というカイトの人物評も、実感が無かったです。人間についてはカイトと同じで、異種族の化け物扱いでしょうし、敵のキカイノイドに対しても、ムカつくから倒している位の印象しかありません。
☆信頼?
ガオ―ンはジュラン達のことを同士として信頼しているようです。
良い話っぽく聞こえますが、結局腕力の部分だけ評価しているだけってことですよね。そういう関係でしかないから、普段から冷たく当たってるだけにしか見えないというね。
それを言い出すのがおばちゃんというのも良く分かりません。ガオ―ンから可愛がられている以上でも以下でも無い人なので、ろくすっぽ語られてもいなければ表明されているようにも見えないガオ―ンの気持ちを勝手に慮って勝手に擁護してジュラン達に理不尽な説教をしているだけにしか思えず。