第11話「もりあがれ! 海辺のサンドアート!」
単体としてはまあまあだけど、これまでの話との繋げ方が微妙でちょっと困惑する回。
☆ハッキリしない
なんとか追試に受かったまなつちゃん。皆から教えてもらったから合格したようです。
追試と本試験とでは難易度の違いこそあれ、前回は教えてもらわず一人でやったから合格出来なかったという風に聞こえますがねえ。
今回作品を守るために考えなしに飛び出していったのをローラに咎められる描写が入っていたのを見るに、考えて行動するというあり方は未だ身についていないようですが、その一方で怪人攻略の作戦はまなつが立案してみたりと、立ち位置がハッキリしていない様子。このままなあなあになって、前作のNDKさんみたく、0成長で周りが持て囃して終わりと言うのはやめて欲しいよなあ。
☆自己主張できないマン
まなつのイミフな絵に対し、おどおどして何も言えなくなるさんごちゃん。この子は成長したのかしていないのかよく分からんなあ。
☆ノリ悪
前回前々回とまなつage要員として頑張ってきた一之瀬先輩ですが、まなつちゃんのハイタッチには乗れなかったりと、ここに来て隔たりを仄めかすような描写を入れてくるのはちょっと謎。
☆ローラの孤独
人魚なので放置プレイをかまされるローラ。砂遊びに興じるプリキュア達を前に孤独感を感じている様子。
他人よりも上に立とうとする身勝手マンが、相手にされなくて憤っているというよりは、「仲良くしたい」という感情の方が強いように見えて、一段飛ばして話を進めている感じ。ローラが自分のヘタレっぷりを自覚するなりしないと、そういう感情には至らないと思う所。