しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

仮面ライダーアギト 第35話、第36話

 第35話

 

・Y・OP前に倒される宿敵

前々回前回と翔一を苦しめてきた鯨怪人ですが、開始数分でバーニングフォームに敗北して退場するという、良くも悪くもあっさり仕様。

怪人の敗北を受けて、人造人間がアマゾンライダーの変身シーンみたく「アー、ギー、トー」と吠えていましたが、翔一、涼は勿論、氷川くんにも聞こえていた辺り、アギト対象というよりは、全人類に向けのシャウトってことなのでしょうか。アギトと一緒になって好き勝手してたから、威嚇として氷川くんにも聞かせただけ?

 

・Y・「男二人で」って表現がすごく〇モ臭い

持ち前の思い込みの激しさで真魚パパ殺害事件とアンノウン事件を関連付けて調査を進めたことで、あかつき号事件の遭難者がアンノウンに襲われていたことを知った北條さん。氷川さんの証言から遭難者が怯えていたということを知り、暴風雨に巻き込まれたことへの怯えではない、「何か」の存在を察知した様子。なんだかすごくエリートっぽいぞ(笑)

 

・Y・INUEキャラ

あかつき号遭難者のリーダー「木野さん」こと、木野薫がついに登場。

言葉遣いこそ丁寧だけど、人を見下したような態度と強引なやり口で事を進めた挙句、なんだかんだで凄腕を見せつけて、周囲を唖然とさせるという、トランザや黒岩皇帝を彷彿とさせるコテコテの井上キャラでした。

医療に精通しており、高い技量で手術を成功させる一方で、アギトへの変身能力を併せ持ち、ギルスを負かした怪人を瞬殺する高い戦闘力を誇り、これでもかと強キャラ感を匂わせる一方で、物悲しい過去を想像させる回想シーンも挿入されたりと、1話の間で無理なく情報を詰め込み、強烈な印象を与えてきます。

 

・Y・HGUCナイチンゲールは22日発売

木野さんが変身したアナザーアギトはいつ見てもかっこいいです。アギトに旧1号のイメージを掛け合わせた上で、生物的にアレンジを施したらこうなりますよというデザインが素敵で、出渕さんの最高傑作だと思います。翌年の「ラーゼフォン」は・・・。うん・・。

 

第36話

 

・Y・上脱ぎすぎ

医者としてもアギトとしても人を救いたいとカッコイイ男オーラ全開の木野さんですが、冬山で遭難し、助けを求める弟を目の前で喪った上に、自分の腕まで無くして医師免許をはく奪されるというハードな過去が発覚。現在の腕は弟のものということですが、BJみたくノー免許で重病患者の手術を続けているようです。

そんな木野さんですが、弟を目の前で亡くしたショックから立ち直れないようで、弟の最期を思い出したり夢に見たりと、今でも苦しんでいるようですが、遂には同じ力の持ち主である涼と浩二(今回覚醒し始めた)に襲い掛かるという、狂乱っぷりを披露。

大切な人を守れなかった自分の無力を否定して、悲しい過去から自分を断ち切りたいけど、闇医者としての実績だけでは自分を納得させられなかったので、アギトの力という人智を超えた特別な力の持ち主として他者を守る自分を救世主として神格視したいといったところで、唯一無二の救世主として自分を成立させるには、同じような能力を持った人間が居てはいけないと考えているといった所で、トラウマを克服できずにもがく心が、アギトであるという自覚ともつれて錯乱してしまった感じ。

狂ったようなことを口走ったと思ったら、人間のまま涼のバイクめがけてジャンプからの急降下をかまそうとした上に、普通に避けられると言うシュールな場面も相まって、ヤバい奴が仮面ライダー1号によく似た何かに変身して、専用のライダーマシンもどきで追ってくると言うのが中々じわじわくる所。

 

 

・Y・ 上位脱げよ

アギトの痛みに耐える為、服のままシャワーを浴びる浩二を、風呂の水で溺死させようと後ろから襲い掛かる木野さんという、二重三重に狂気じみた場面が鮮烈。

医者になることを強要する(本人談)親をアギトの力で見返してやると吠えたり、取り乱す仲間を冷笑しておきながら、自分がアンノウンに襲われたら取り乱すし、大事なことは他人に頼り切りだったりとダメダメっぷりを見せつけていた浩二でしたが、木野さんの言葉を受けてようやく精神的な強さが芽生え始めてきたところで、そのきっかけを作ってくれた木野さん自身から襲われるという容赦のなさ。

 

・Y・葦原涼は二度死ぬ

アギトになってもそれに臆することなく、これまでと同じように人助けの一環として力を行使する、木野さんの強く優しいあり方を目の当たりにして勇気を貰った涼ですが、またしても木野さんに命を狙われる羽目に。

そもそも、未知の存在から自分を慕うあかつき号遭難者を守る為とはいえ、電話一本で部下に命じて涼を殺めるよう指示してしまう辺り、最初から病んでいた節が強く、弟を喪って以後、徐々に狂い始めていたのが、アギトの力を手にしたことで、誰の目にも明らかになったという感じ。