しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

地球戦隊ファイブマン 第31話、第32話

第31話「あぶない母」

 

V キツネの部分がフレイザードの氷の方っぽい

お母さんの偽物が現れるも、敵が残した記録映像から生存の可能性も強まったという内容。スターファイブ登場回の時点で、同じ状況に置かれた両親二人が生存している可能性が跳ね上がっていたので、新たな発見というよりは答え合わせに近いです。

(偽)母親を前にした5人それぞれの反応が描かれ、真っ先に駆け寄った健・数美の気持ちを優先し、母の胸に飛び込みたい気持ちをじっと抑える学兄ちゃんや、赤ん坊の時以来の「再会」を徐々に実感して感極まる文矢の場面は中々の見せ場。本作性格付けという意味では今一つですが、両親を軸にした兄弟としての立場を活かした場面に気を配るのは、家族戦隊ならではということで素直に好印象。

 

 

第32話「学、死す!」

 

V 翌年にも同じようなサブタイが

誕生日に死んだ学兄ちゃんを蘇らせる為に、健達の誤解を尻目に数美があれこれ立ち回る話。時間を操る敵の能力を利用する為、弱点を突きながら計算づくで行動し(算数の教師ということで)、成果に結びつける流れが中々鮮やか。

冒頭の「開かずのプレゼント」を活かし方(中身がびっくり箱なのが凄く井上敏樹)や、数美を奴隷に抱えた途端に調子に乗り出す、合身銀河闘士の何処に出しても恥ずかしい小物っぷりや、そんな銀河闘士に対して激怒するシュバリエのレアな表情等、自然な流れの中で多様な見所が存在し、中々楽しかったです。