第48話
・Y・大人なら
スピード制限は守りましょう。人を轢かなきゃOKというわけではないので。
暴走女ライダーが登場した第47話の前の週に「スクライド」が放映終了したのを振り返ると、「大人の走り編」は、ストレイト・クーガー追悼の意を多分に感じさせます。
「普通に生きていくのが俺の夢だ。」は涼らしいと思います。
・Y・竹藪警備員
前回に続き、聖地()ことただの竹やぶに侵入してきた一般人を射殺する鷹怪人。
まあ、人間恐怖症でビビりまくってる上に、グースカ寝転がってる無防備な神様の護衛役に抜擢されるということは、鷹怪人が最強であるということの証左な訳で、方向性としては間違ってはいないのですが、なんかこう、しょぼいんだよなあ。
てか、侵入者を追いかけて聖地()から離れ挙句アギト・ギルスとも戦うとなると、護衛役としての務めは果たせない訳ですが、それはいいのでしょうか。
第49話
・Y・ダブルヒロイン
最初つんつんしていた可奈さんですが、ドジキャラムーブをかまし段々と角が取れて翔一と仲良くなりました。一方で真魚ちゃんは翔一の菜園の世話をしたりと、木野さん死亡回以降の、突然のダブルヒロイン路線は何度見ても凄いです。
まあ、真魚ちゃんの役割を残しているので、存在感が希薄になったという訳ではないのですが。
可奈さんの「同じ料理は二度と出来ない」「死んだら終わり」という言葉は、実に木野さんイズム。まあ、木野さんのあの台詞は本作のテーマそのものだと思うので、別に似通ってても不思議じゃないし、むしろそうじゃないと困るんですけどね。
可奈さんのお父さんは怪人に殺されたようですが、誰にやられたんでしょうね。本人もわずかに超能力が発動したり、アギト化が近づいていますね。
・Y・俺は遊ぶぞ
ザンダーが出たのに、ガウザ―はお家で新聞を読んでるだけ。うーん。
人に危害を加えるアギトの脅威を懸念し、それを排除しようとするアンノウンの滅亡説を素直に喜べない北條さんと、アギトを支持しアンノウンを悪と見なす小沢さん・氷川さんの対立。「アギトはずっと一緒に戦ってきた」と北條さんに反論する小沢さんと氷川さんですが、二人が木野さんの闇落ちに遭遇したのを踏まえると、翔一を庇う為に無理矢理事実を歪曲しているようにも見て取れ、北條さんの方が分があります。
北條さんはアンノウンマンセー隊というよりは、アギトの存在を一ただの人間として心配しているだけなのですが、突然出てきた偉い人はアンノウン発生の知らせを受けて「アンノウンを守ろう」と言い出し、G3-XとG3生きとったんかワレがアンノウンを追跡するアギトを妨害というショッキングな場面が展開。
・Y・外回り
バーニングフォームに勝った竹やぶ警備員は今日はお休み。代わりにアギト討伐要員としてライオン怪人が登場。神様に命じられ、バリバリ契約とってきます!と言わんばかりにアギト候補を次々と殺めていく姿は、現行のG3ユニットのアレっぷりを際立たせるのですが、やってることは一般の怪人と変わらない気が(笑)
戦闘力は最弱なのかもしれませんが、やっぱり鯨怪人が一番強者っぽいよなあ。