第39話「みつけて! さんごのきらめく舞台!」
☆くるるんの出番もっとクレ
合同引退イベントですか。普通その部だからこそ積る話もある訳で、他所の部もごっちゃにしてパーリーするのはなんだか違う気もしたり。
で、テニス部に復帰したあすか先輩はいつも以上にトロぴかっているということで、トロ部=現実逃避先という見方が強まりました。まあ、作品としてはそれぞれの居場所に戻る為の「充電期間」としての位置づけなんでしょうけど、それほど効果的に作用しているとは思えないからなあ。やっぱり現実逃避だよ。
☆・・・・ごめん、普通にケバイ。
「自分を信じる!」とどや顔でプリキュア覚醒イベントをこなした割には、「メイクの勉強本気でしたわけでもないし」とか「あすか先輩に憧れて」とか、自分が信じる「可愛さ」についてこの間まで消極姿勢で臨んでいたのが、あすか先輩の変化に影響されてその気になっただけにしか見えないという、第3話の展開それ自体が無くても成立しそうな話の流れにテンション急落(なお元々高くも無かった模様)
☆おまいう
さんごが居ない穴を埋めるンゴとドヤったローラですが、この人が居なかったせいでやる気パワー回収バグ騒動がry
さんごに限らず、何かあったら他メンバーが大事な用を放り出して加勢することが常態化しているのを踏まえると、今更感の強い議論ではあります。
てか、まなつちゃんはマンセーしまくっていましたが、さんごのバリア能力ってそんなに強調されてましたっけ。さんごが居ても普通にピンチに陥ってる場面こそ浮かぶけど、彼女がいないと絶対ダメかと聞かれると・・・びみょぉ・・・
で、結局さんごは戦場にかけつけました。なんだろう、皆さんの戦闘力信用されてない?
☆結局
皆を可愛くしたい、可愛いものを皆に伝えたいというのが、さんごの「好き」だったようです。家業ガンバ!
いやまあ、元々可愛いものが好きって触れ込みだったので、「かわいい自分になりたい」なんてモデルネタ自体ポッと出も良い所だったので、そうですかとしか言いようがないです。
心の弱さ故に人からの目を気にして自分を表明したり踏み出したりすることが出来ないコンプレックスと、可愛いと思う自分になりたい欲望は別物としか思えず、その二つを話の中で巧くつなげることが出来なかったために、メイクとか服とかかわいいモノそれ自体が好きだけど、唐突に自分もモデルや女優をやりたがるフラフラした女の子というイメージしかありません。
可愛くする/可愛さを伝えるという本来の気持ちについても、さんごにとってのメイクに対する気付きや愛着等を見せるエピソードも無く(自分で「本気で勉強した訳でもない」って言う位だし・・・)、前メイン回で持ち上がった「可愛さを如何に魅せるか」というモデルの使命についても、本人の心の問題で尺が消費されて扱いそこなっていたり、本気でそれが好きだと言えるほどの描写の積み重ねも無く、むしろ自分を如何に高めるかというある種のエゴの部分だけが露わになったような印象もあり、「優しいさんごちゃんが“自分の好き”を皆の幸せのために活かします」というオチを巧く見せていたかと言うと・・・。
てか、さんごちゃんがケバくメイクした子達がオーディションで落っこちたのを考えると、よくもそんなことを・・・というのが本音ですが。自分ともう1人が受かっていたからそれでいいやみたいな?