しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

鳥人戦隊ジェットマン 第33話、第34話

あけましておめでとうございます。

ということで、新年一発目は「ジェットマン」。

 

第33話「ゴキブリだ」

▼バイ疑惑

竜「凱!・・・あ、いや・・・俺たちの未来に、乾杯!」

ホモか(笑)

まあ、「リエを取り戻す」と言う竜の人生に直結した目的が出来た訳で、一応戦う目的も「正義の為の滅私奉公」から「自分を含めた人類全員の未来を勝ち取る」類の物にシフトした感じですね。

 

▼エゴだよそれは

未完成だった必殺武器・ビークスマッシャーが完成。ファイヤーバズーカ然りテトラボーイ然り、自力で兵器開発を進めてきた長官達が、ここに来て秘蔵アイテムに頼るのもどうかと思う展開ですが、完成の為ならゲストの子への人体実験をも辞さない長官とそれに反発する竜の対比は面白く、非戦闘員に対する配慮もあるのでしょうが、公の為の自己犠牲から個人の感情を尊重するスタンスへの変化ということで、リエの一件を踏まえた形での言動と思える描写は好印象。

でもなあ、実の娘の意識に兵器の設計図を植え付ける人体実験スレスレの行為を是とする父親の非情に憤るゲストの子に、娘の内面を知るが故に悪用ご法度の設計図を託した父親からの信頼の厚さで家族愛を説くというのは、あまりにもズレてる気がするんだけどなあ。まあ、本人がそれで納得したならそれでいいんでしょうけど、お父さんのエゴの賜物といえる行動を実子も含めて周囲が一方的に美化しておしまいというオチは中々キツイものがあります。これが893脚本だったらどう料理されていたのかは気になる所。

 

 

第34話「裏切りの竜」

グレートイカロステトラボーイが並んだ

というのは良かったですが、内容自体は微妙。作戦のネタ晴らしも早かったし。バイロック内覧シーンを楽しむのが眼目?

竜を信じてたアピールに勤しむ雷太ですが、グレイと最初に落ちあった際は不信感駄々洩れだったので、堂々言った割にはなあという感じ。その時点から察していて実は演技でしたということかもしれないけど、竜の作戦を見破ったのは凱が偽ブレスを発見した時だった筈だし。

作戦の精度を向上させるために味方を欺いたということは、信ぴょう性を持たせるためにモノホンの爆薬を使ってた可能性が大なわけで、何処までも容赦がないのだけど、それでいいのか竜?