しがない感想置き場

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トロピカルージュ!プリキュア 第43話

第43話「潜り込め!深海の魔女やしき!」

 

☆今更だけどクイーンチャッピーみたいな体つきしてるな

ヘルクイーンもどきに対して「話せばわかってもらえる!」とお花畑っぷりを披露するまなつちゃん。それがありなら最初からry

加えてチョンギーレに魔女の部屋の場所を堂々聞くコワレっぷりを発揮。頭がアレなのは平常運転とはいえ、人魚の国を襲った時に「こんなやつ」呼ばわりで怒りを露わにしていたのはなんだったのか。別段非戦論者としてのキャラが掘り下げられていた訳でもないしね。

今更だけどまなつちゃん、今作にそこそこ参加してる大地丙太郎さんの「今、そこにいる僕」の修造みたいな陽性の基地外キャラを目指していたんじゃないだろうかね。あっちは暴力が常態化する異世界に飛ばされて、どれだけ痛めつけられてもマイペースを貫き、自分の正義感に則って我武者羅に行動するある種の異常者っぷりが、常軌を逸した物語の世界観に拮抗する要素となっていて(それ故に彼が主人公足り得る)、基本陰鬱な展開が続く作品の中での清涼剤的な役割を果たしてはいたのですが、同じキチガイ系のベクトルでも、まなつちゃんの場合基本ショボくてタルい敵の行動にちんたら迎え撃つだけなら、本人にこれといった筋も見いだせずただひたすら壊れた挙動ばかりを見せつけられるので、何の感慨も湧いてこないです。

リップでキめるシーンがひっさびさに挿入されましたが、序盤の数話で触れた程度の要素で、この間の総集編で思い出したように持ってきただけなので、つくづく本作の筋の弱さを思い知らされます。

 

☆ダラダラ

アクアポットを人魚の国に行って直してもらうのがありなら、この間まなつちゃんが勝手に使って壊した時も同じことをしたら良かったのでは?と思わなくもない。

クジラのヤラネーダが出て大変って時に、ダラダラと人魚がプリキュアになった理由やら記憶消去ルールやら伝説のプリキュアやらについて談義している場合ではないとも思ったり。まなつのことを忘れたくないと力説するのは構いませんが、そのまなつちゃんは今クジラのヤラネーダに飲まれて安否不明なんですよということで、危機感の無さが浮き彫りになります。これでいいのか人魚の女王。

 

☆うみをーーー

クジラヤラネーダ瞬殺無音。よんんわあああああい。前回あれだけやられてたのにこりゃねーだ。

 

☆チョンギーレ反旗

「世界を滅ぼす」というバトラー(魔女様)に反抗しヤラネーダにされるチョンギーレ。

和解オチへの布石?でもこの人達って「かったりー」って言いながら魔女様の言うことにおかのしていただけで、魔女様への忠誠というキャラ付けもそこまで掘り下げられていないから、そこで抵抗されても大して面白くなるわけでもなく。

仮に和解するにしても、めんどくさいというだけで上の人に従って、他の生物に迷惑をかけてきたアレな人たちという印象は覆らないしなあ。魔女が怖かったと言っても、滅ぼされると言うのが分かった途端すんなり抵抗の意思を示すしね。