第4話「ふくらむ、この想い...キュアスパイシー誕生!」
☆スタイル言うたら炭水化物摂りまくりであの体系を維持できるゆいの方が
頭脳明晰とかスタイルが良いとかお金持ちとか一人の方が気楽だとか、ここねちゃんについてあれこれ説明されたのですが、描写としてそう見せていたというよりは説明台詞だけで完結している感じが強いところ。
「疲れる」という理由で自分から人との交流を避けて、手伝いに来たゆいちゃんにもそっけない態度で接した彼女が、ちょっと手伝ってもらったり一緒にお茶をしただけで気持ちを改めるというのも、ここねちゃんの背景がしっかり描かれなかっただけに感情移入が出来ませんでした。台詞で語られていた情報から、頭の良い子だから、どんくさい周囲の人間と一緒に何かをするなんて耐えられないという見下しの気持ちがあった所に、自分にはない怪力を持ったゆいちゃんと出会って自分の慢心を改めてということかと想像しようにも、頭脳明晰なキャラクターとしての見せ場も、台詞以外では「敵の攻撃をガードで弾く」「相方のキックを避けた敵が偶然上空に来たところを狙い撃ち」という、なんともフツーの戦法を展開した場面位なので、どうも印象が弱いですし。
様付けあだ名なんてなんてどう聞いても褒め殺しならぬ崇め殺しでしかない皮肉の過剰積載みたいな呼称についても、クラスメイトが嫉妬と反感を持っているというよりは、純粋に高嶺の花として憧れている感じでしたし。男子の反応も「お高く留まりやがって」という嫌悪感よりは「やっぱり一緒に喋れないのか残念」みたいな様子でしたし。
そんなこんなで、よくわからないけど台詞で説明され、それ故に問題が全部解決してしまったように見えるここねちゃん。来週はおかまさんとの交流であれこれするようですが、何をやるんですかね。そして井口の子は一体いつ変身するんや。
☆飯のプリキュアだけに「穀潰し」って表現がしっくりくるなんて事態は避けてほしい
ここねちゃんがプリキュアになったと思ったら、「強い味方が出来たわね」と随分と楽観的な反応を示すおかまさん。ゆいちゃんの時とはえらい差だなあ。ゆいちゃんが頼りないというのはあると思うけど、それなら戦術なりを教え込めば良いわけだしなあ。戦う力自体が無い状態で、民間人を巻き込むことに躊躇していた彼(女)らしからぬ反応に戸惑うと同時に、彼(女)のパムパムへの虐待シーンに対する不快感も更にアップするという、なんとも言えない悪循環。コメコメの時もそうだったけど、彼(女)はエナジー妖精をなんだと思っているんでしょうかねえ。俺も知らんけど。
☆可愛いだけでいいじゃない
ヒーリングアニマルTVやくるるんの日常描写のように、本編はアレだけど妖精関連の展開は軒並み好印象というここ最近のプリキュアですが、今作も妖精はめちゃくちゃかわいいです。ここねちゃんなんだって素直にかわいいって言えんかったん。
パムパムもなんやかんやで「ここねちゃんが可愛かったから会いたかった」と言ってますし、かわいいは正義。