しがない感想置き場

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仮面ライダーリバイス 第26話

第26話「対決!決別!?闇と光の結末」

 

ここまで意味が分からないと自分の知能を疑わざるを得なくなるのですが、おかしいのは私の頭なのか、それとも作品の内容なのか。誰か説明してくれよ!

 

1回2回情報通みたいな役どころで出てきたおっさんに、五十嵐パパの同士としてペラペラ過去を語られても困惑しかないんだよなあ。おっさんのキャラクターをもっと印象づけないと意外性も衝撃も糞もないからなあ。

五十嵐パパも「悪魔を処理し続けるだけの毎日に飽きた」とか言ってたけど、これも良く分からないんだよなあ。お仕事として自分で選んでたんでしょ。なんですかこれ社畜の苦悩とかそういう話なんですか?この辺の苦悩が全く伝わってこないのも、ただの説明台詞であっさり流されるからだろうなあ。詳細は東映特撮ファンクラブ会員じゃないと観れないんでしたっけ?貧乏人に見せる「リバイス」はねえ!ってか。いや、金があっても観ないけど。

 

散々便利アイテムとして利用してきたKAGEROUを今更脅威として描こうにもなあ。兄貴や妹がヘラヘラ笑って召喚していたのを考えれば、弟の一大事に兄貴が静観を決め込むというのは分からなくも無いのですが、そんなしょーもない相手との一騎打ちになんの魅力も無いのではと。

 

KAGEROUが大二の優しさのおかげで弱くなったと言われても、KAGEROUと大二の関係なんて鏡に向かって「出てくるなー」「wwww」みたいな厨二チックなやりとりしかなかったし、あまりにも互いのリアクションをポイしすぎて何が何だかわけわかんねえよお。てか、大二が優しかった場面なんてありました?優しいとか非情とかいうよりも前に、イキリ坊やというイメージしかないんですが。

 

大二がKAGEROUとの共存を信じていたのもイミフっす。初めて聞いたよそんなこと。便利アイテムとはいえ一度は兄貴と妹を手にかけようとしたアレな悪魔でしょ。そんなのと共存できる、共存したいって思い込んだのは何故なんでしょうね。大二の優しさとやらを描くためのいつもの急ごしらえ描写なんだろうけど、あまりにも唐突だし、自分の負の部分をそのまま容認しようという姿勢にしか映らないんだよなあ。

 

妹はアレギラのおかげで強くなったと言い出しました。アレギラに煽られてから強くなりたいと思ったということなのかもしれませんが、ええと、子供の頃から無敵の人志願者じゃなかったんすか?アレギラに対しては、あくまでも自分の夢や目標へのあてつけとしてキレていただけでしょ。そもそも強いとか言われても、短気で何かあったら周りに当たり散らすか、腕っぷしの強さばかり求めて自分に何が出来るのかをしっかり考えもしないアホンダラというか、強いと言うよりは頭の壊れたイキリ女というのが関の山なんだよなあ。

アレギラが弱くなったのはさくらのせいというのも全く分からないし、そもそもアレギラの場合変化したというよりはキャラクターが迷走しているようにしか見えないからなあ。てかこの番組、基本的にどのキャラも迷走してますがな。