第5話「なかよくなりたいのに…！ここね、初めてのおともだち！」
放送再開されるまで、最新話の感想をサボってました。
とにもかくにも、不正アクセスは人権バイバイレベルの犯罪という認識が、今回の一件で大勢の人たちに共有されたのではないでしょうか。被った損害はけして小さくない筈ですからね。特別好きな作品ではないけど、こればっかりはあんまりだと思います。
前回、人と人との繋がりの大切さを実感したここねが、初めての友達との絆を繋ぎとめようと焦るあまりに迷走するお話。人参削りも出来なければ、発言も気負ってたりと、前回「高嶺の花」として評された人物像から一変してポンコツちゃんとしての立ち位置を示してくるここねですが、前回の描写的に、さして彼女の優秀さも無能っぷりも実感できなかったので、特に楽しめたという訳でも無かったです。
人付き合いを自分から避けてきたから多少は会話がぎこちないのは仕方ないにしても、別段交流に支障が生じるレベルとも思えなかったですし、焦りがちな会話の根っこにある劣等感の本質を前回の時点で伝えきっていたとも思えず、その言い訳としてポンコツ要素を今回初めて導入したようなせわしなさすら感じました。(流石に「リバイス」ほど露骨では無かったと思うけど。)
1人で出来ないことも大勢なら出来るという発見によって、友情を育む大切さを実感したここねだからこそ、役立たずは切り捨てられると思い込み戦闘時にも焦って空回りするというのは分かるのですが、その見せ方が「単身特攻して返り討ちに遭う」というのは良く分からないです。友情を協力として理解しているここねの場合、「焦っておかしなアドバイスをする」「必死に考えるけど何も浮かばず弱音を吐く」というあり方の方が自然だと思います。そもそも、プリキュアとしての活躍に限れば、前回自分が立案した作戦を成功させて敵を倒したのを考えると、ゆい達に貸しは作れど、借りは作ってはいない訳で、ここねが無理をする理由が余計に見当たりません。人参の皮向きに失敗した位で、命を懸けた戦いでの実績が御破算になるとか、気が狂ってるとしか言いようがありませんし。まあ、オカマが「危険だ」と一人で言っているだけで、ゆいちゃんもここねちゃんもさして実感が無いのでしょうけど。
とりあえず、ここねちゃんは重度のポンコツとして認識しておくことにします。某一輝君のような狂気じみたものではなく、まあ人並みというか、可愛いレベルだと思いますし。
細かい演出でしたが、心境を吐露するここねに寄り添うパムパムは良かったと思います。ここねの見た目だけではなく、繊細な気持ちも含めて魅力を感じているということでしょうし。何より可愛いしね。ワンちゃんかわいいよワンちゃん。
