しがない感想置き場

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暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン7話

ドン7話「せんせいのむれ」

 

椅子は壊してはいけません。

我々の常識的にタロウの正否判断に触れそうな所なので、流石にちょっとやり過ぎな演出ではあります。普通に瓦とかで良かったんじゃないかな。それはそれでどっから持ってくるんだよって話ではあるんですが。

 

桃井タロウの非人間的な一面を振り返ることに全振りしたような内容で、めぼしいものはこれと言ってありませんでした。あくまでもこれまでのキャラ描写の再確認ということで、いつもよりトーンダウン気味。

 

猿原のイマジネーション講座に続いて、桃井タロウの出来る男アピールが盛大に炸裂。しれっと「鍛える為に君達を襲いましたまる」と、オニシスター達に襲い掛かった理由も発覚。真一の推理が当たった形になりましたね。

皆には「自分の事ばかり考えている」と言いながら、真一たちを襲い、怪人を倒して人を救う目的のみを見て人質の痛みにも躊躇しないタロウは、真一の言う通り「傲慢」でしょう。

 

「(「友達」という)言葉の意味が分からない」けど「人と人とのいい関係なら欲しい」というタロウの台詞。知識ベースで物を考えるのでこういうもの言いになるのでしょうね。幸せと同じように、どういうものなのかは分からないけど、いい関係らしいので欲しいという。

 

授業の内容もただ漠然と抽象的なことを言っておしまいというのは、生徒個々人の悩みを知らないというのもあるのでしょうが、タロウ個人に積み重なってきたものが希薄というのもあるのでしょうね。何が自分を幸せにするのかもわからない。だから自分の言葉で何かを教えることもできない。

 

犬塚はなんだかんだで怪人を主体的に追いかけたり。正義感か、それともナツミ周りのアレなのか。

イヌブラザーはワンちゃんって呼ばれてるのと、机より背丈が低いので椅子に立つしかないというのがくそかわです。

てか、まともな人型がドンモモとシスターしかいないのが、どことなく象徴的。

 

はるかは盗作呼ばわりされてパシられてるみたいですが、1話では皆ドン引きして去っていったのを考えると、嫌がらせとはいえ、相手にしてくれる人がいるだけ未だマシ・・ではないな。

まあ、基本我の強い人間なので、どんなに言われようと学校に通い続けると言うのは分かります。一応なんとか桃井タロウ導き説もあるわけだしね。

 

桃井タロウとドンモモはテンションが違いますが、この理由は何時になったら明かされるのかしら。