しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン11話

ドン11話「いぬのかくらん」

 

「獣人出現とかありえないっしょww出たとしたら折り紙に気を付けてwwww」とか言いながら、前回から折り紙追ってるやべーのがの出てるから陣さん役立たずうううううう。おまけにアドバイスがイミフうううううう

ソノイ達も困惑してるうううううう。

 

犬塚はなあ、いい子なんだろうけどこう、人が良くて心配になるパターンよね。クールというより、アホの子よりだよね。

夏美だと思い込んでいた女性がはるかだと知って、ビンタのお返しとばかりに女子高生を蹴るシーンは笑いました。暴力に彩られた世界すぎる。

 

自分を頼ってきた犬塚に何かをしたいという雉野。困っている人に対して、人として何かをすべきと必死になるその態度は、それが本心から来る行動でないとしても、社会で生きていく上で大事なスキルだとは思います。ただ、みほちゃんが絡むと苦しんでいる病人そっちのけで笑顔でノロケ話を聞かせてくる辺り、やっぱり根っこはエゴの人だと思います。みほちゃんもなんか獣人っぽいし、どうなっちゃうんでしょうね。

 

はるかは犬塚を心配しつつタロウも心配しつつと、落ち着きが無いですが、そういう所は嫌いではないポイントです。話を聞かないで突発的に動く前のめり過ぎる所は相変わらずですが。

この子はヒーロー漫画の作者としてのプライドや人を簡単に消すことになんら躊躇しない脳人への憤りを持っていたりと、根は実直で善意の人だと思うのですが、考えるより行動的タイプなので他人に迷惑かけがちなんですよね。ミホが絡むと我を忘れる等短絡的な部分では雉野と似通っていますが、はるかの場合は我欲もヒーローとしての生き方も、得意げに胸張ろうぜブラザー的スタンスでそれぞれ矜持を持って追求するタイプなんですよね。盗作犯扱いされても尚漫画のスキル底上げや人生奪還のために一心不乱で行動するのも、真利菜の為に手に入れたものを手放すのも、「初恋ヒーローの作者」としてドヤ顔できる自分自分でありたいからという、強烈な自分への自信と自己愛で繋がっている。自分に自信が無くてびくびくする一方、舞い降りた幸運を守る為なら他人を犠牲に出来る雉野とは差があるわけです。今回はるかがキジブラザーの正体を知りましたが、タロウを妨害しソノイの消去カットで魔進鬼を消去させてしまった過去については特に触れずじまい。何か事情があったのかという思い込みで済ませるのかな。明確に人を消したことを責められても何とも思わないソノイとは違うのではるかの印象が脳人とは異なるというのはあると思うのですが、雉野とはるかとで今後も絡みがあったら嬉しいなと。

 

猿原センセの民間療法。普通にまた病院に診察に行けばいいと思うんですがねえ。ダメダメな雉野に出来ることなんてこれ位だろうということでしょうか。火を消すのを忘れて戦いに行ったり、なんだかんだで結構ポンコツです。知識や思考力はあるんでしょうけど、突飛な事態が重なると対応しきれなくなるということで、意外(?)と抜けてるみたいな。