しがない感想置き場

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デリシャスパーティ♡プリキュア 第10話

第10話「泣かないでレシピッピ…誕生!ハートジューシーミキサー」

 

レシピッピの存在意義は良く分からないけど、可愛いなとは本当に思います。

 

突然始まるレシピッピブーム。まあちょくちょく話題には上ってた気はするけど、レシピッピに対する思い入れや興味を軸に人間関係や戦う意思を固めてきた訳でもないし、そろそろ話題の中心に据えないとというスタッフの焦りを垣間見てしまったような気分。

ここねもらんもレシピッピを見たのって初めてじゃないんだよね。なんか、ここねちゃんもらんちゃんもプリキュア活動をしだしてからレシピッピ熱が上がったみたいなテンションなんですけど。「見てるだけで楽しかったのに」とか言いながら触って楽しむここねちゃんや、レシピッピを書き写してスタンプにしようとするらんちゃんとか、いきなり強烈なレシピッピ愛をカミングアウトし出してちょっと困惑。上述のようにレシピッピについて何かを学んだり、この子達との交流を重ねてきた訳でも無いから、レシピッピLOVEが高まったぜ的なノリでキャラを盛られてもなあ。人間との関係にご執心だったここねちゃんは論外として、らんちゃんについては、一応プリキュア変身直前まではレシピッピについて調べようという探求の姿勢こそ見せてはいましたが、会長にそそのかさせて以降はご無沙汰だしね。レシピッピを絶妙に放置して話を動かしてきたツケが回ってきた感じ。

 

「レシピッピって、"ごはんは笑顔"みたい」とか言っちゃうゆいちゃん。笑顔になってる人達が食べてる飯に寄ってきてるだけなので、レシピッピが笑顔にしてるわけじゃないんだよなあ。レシピピッピが居る=メシウマ体験中ってことで、「笑顔の象徴」って話をしてるんだろうけど、それって結局設定をまんま説明してるレベルだから、何を今更って感じです。

ゆいちゃんって「おばあちゃんの思い出に纏わるレシピッピ」が好きなだけなので、レシピッピに対する印象も「おばあちゃんの言葉」を借りパクする形でしか表現できていないんですよね。レシピッピもごはんも別にそこまで拘りがあるわけじゃなくて、おばあちゃんの思い出を構成する要素としてそれがあっただけだから守ってるだけというか。苦しんでるレシピッピがかわいそうだからという話だったのが、まとめで「ごはんは笑顔だから(助ける)」とか言っちゃう辺り、レシピッピではなく、おばあちゃんとの時間を汚されたくないって思いしか見えないというか。

今の所、飯に対する拘りを見せているのがらんちゃん位で、後の二人はそこまでって感じで、らんちゃんはらんちゃんでレシピッピよりも飯の味と、それをレビューすることに対する興味の方が強い印象だったので、結局皆さんのレシピッピ愛があんまり伝わって無いよなあ。

個人的にレシピッピは笑顔の象徴どころか、美味い飯に勝手に寄ってきてるだけで、一度奪われてるのにノコノコ寄ってきてはまーた敵に奪われてと、脳死でメシマズにさせる要因を作ってる感じなので、むしろメシウマ体験を続けたいなら・・・・って感じ。キャラが可愛いのに扱い酷いなあ・・・。

 

ブンドルー会長は、家が飯屋だということがさらっと聞かされ、もう一つの人格と戦ってるっぽい描写が挟まれました。実家の件とか、もうちょっとそういう情報って早めに出すべきなんじゃないかな。