しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

恐竜戦隊ジュウレンジャー 第35話~第38話

第35話「忍者戦士ボーイ」

ボーイ×高久脚本×忍者で「世界忍者戦ジライヤ」回。ドーラニンジャなんてのも出てくるけど、忍者自体はちゃんと実在します。伝説上の化け物でもなんでもありません。

いつの間にか伝説の戦士から忍者へ鞍替えしている5人。伝説の戦士なら忍術位朝飯前でしょと言われたら、返す言葉も無いんですけどね。

囮扱いのボーイ君。高久脚本だからしゃーないとして、ナチュラルにメンバーのプライドを傷つけるゲキのリーダーシップは割とヒドイなあ。ボーイの「苦労人」としてのアイデンティティは、回を増すごとに強固になっていますが。

 

第36話「くだけ!死の鏡」

大獣神のピンチよりも子供の看病を優先したゲキが、平然とピンチの仲間を見捨てて逃げた子供を追いかける様を見ていると、正義とかそれ以前にただのショタコンなんじゃねえかって思えてならない今日この頃。そうかと思ったら、一旦引き返して子供の母親に話を聞きに行くと言う意味不明ムーブをかますので、子供を通じて近所のお母様方との出会いを期待していただけかもしれません。うーん、なんだかんだでなんだなあ。

海賊キッドは数百年前の人らしいですが、危険物の隠し場所を示すギミックが、プールや電話ボックスといった行川アイランドの設備を使い倒す仕様になっている辺り、実は割と最近の人なのかもしれません。情報元のバーザからして、億年単位でグースカしてた連中と付き合ってる訳で(そもそもヴァカだし)数百年も数年も誤差の範囲内でしょう。

 

第37話「恐竜が生まれる」

孵化に何億年もかかるとかテレパシーが使えるとか、生まれてくるのが本当に恐竜なのかすさまじく怪しいですが、ジュウレンジャーの世界では忍者もファンタジーの一環なので、既存の概念で捉えてはいけないのかもしれません。

「命は滅びるけど新しい命となって蘇る」と、なろう系の読み過ぎみたいなことを言い出す大獣神ですが、生まれ行く新たな命を前に、死の運命に苛まれるブライがやりきれなさを滲ませながら、それでも一縷の希望を見出すように「命って素晴らしいじゃないか。」と前向きに振舞う姿に重なっていたのは、素直に良かったと思います。後は大獣神の転生思想に描写の裏付けが欲しい所ですが。

後、特撮としては安っぽかったけど、玩具を使った撮影というのは玩具好きとしては燃えるものがありますね。でもあのシーン、究極大獣神一体だけいれば良かったと思うんだよなあ。態々守護獣形態と各ロボ形態で分身して合体構成の解説までしちゃう所なんか、露骨に販促やってる感と尺稼ぎ臭が凄くてちょっと萎えちゃったよ。

 

第38話「メイ姫七変化!!」

コスプレ回のコスプレをした守護獣大行進シリーズの販促回