しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

仮面ライダーギーツ 第2話

死ぬほどつまらない第1話からの、死ぬほどつまらない第2話。

ヤンマーニアクションも無かったし、見所(というか聞き所)が佐橋サウンドしかないというのが虚しいよお。

 

前回「世界が終わるよぉ・・」とビビり散らかしていた割に、デザイアグランプリへの参加を、これといった抵抗も示さず受け入れてしまう就活君。「蕎麦屋の大将が無事だったから大丈夫!」とのことですが、前回牛のライダーが怪人相手に出張ってたのに、平然と未来を諦めてしまった気弱さと釣り合いが取れないように見えるのは、私だけでしょうか。普通殴る殴られるの状況になったら、気弱な人間ほど物事を悪いように捉えると思うのですがね。

かと思ったら、その後は前回のビビりを発動して戦いに物怖じした挙句、面接官を見殺しにする体たらく。その上、自分で見殺しにしておいて、治らない病気持ちの子供を残して死ぬ無念を口にした面接官に「戦うしかなかったんですか?」って聞くの、無能サイコの典型って感じで、ストレートに感じ悪いもんなあ。

それを裏付けるかの如く、面接官が死んだ後のリアクションも、「ブーストバックルってすげー」とはしゃいじゃうし、自分を騙したギーツ相手に激しくキれるわけもなく、バックルに吹っ飛ばされて情けなく泣きじゃくるだけで、悪印象が順調に積み重なっています。前回の「人が死んだんですよ!」はなんだったのか。「俺が勝って蘇らせるからいいや!」ってDB理論なんですかね。あんなにビビってたのに。具体性のない世界平和願望、血の通わない言動、実戦での無能っぷりが合わさって、国連の擬人化って印象です。

 

面接官もなあ。前回やたら仰々しい物言いで就活君を諭した彼が、同じくグランプリの参加者だったというビックリ要素は良いとして、別にそれだけって感じだもんなあ。

「治らない病で苦しんでいる子供を救うために戦う」って願望も、ラストで「金が無くて治療できない」レベルの話だったことが明かされるもんだから、ライダーとして戦う戦わない以前に、何かしら手があったんじゃないかって思わなくもないんだよな。一応勤め人としてそれなりにやってるわけでしょ。まあ、後で書くけど本質は強制参加っぽいから、本人の自由意志なんて関係なさそうなんだけどね。

で、前回「人生は戦場だから曖昧な考えだと生き残れない」みたいなことを言ってたけど、気取った物言いをした割には、そういう言葉が出てくるような人間として描かれていた訳でもないよね。「病気の子供を治したい」という具体的な願望を彼自身が持たざるを得なくなったからといって、そういったスタンスが即「曖昧さ」を否定するという訳じゃないしね。子供の為にあれこれやってダメだったという経緯を描いたり説明するなりして、そうした挫折経験が曖昧な生き方の脆さの裏付けとして機能するよう掘り下げて、そうすることで彼の戦いの重さと、その戦いを間近で見る就活君のスタンスへの揺さぶりを描ける訳なんだけど、そういうのを一切放置して話を進めるから、上述のようなスッカラカンなやり取りが展開されるだけの、へなへな展開に仕上がるんだよなと。

 

主人公も天道だか門矢だかのパクリみたいな台詞を吐いたりとかっこつけたりしてるけど、自分がスターになった世界を作ってみたりと、なんかしょーもない印象の方が先立つんだよな。治療費を寄付したのも、単にスターとして金を持ってるからだろうしね。まあこの辺は今後の掘り下げ次第だけど、現状俗っぽさが際立つ、顔の良いパンピー程度の印象なんだよな。

 

デザイアグランプリだけど、これも良く分からない。

怪人の侵攻の記憶を消すのは良いとして、秒で街が復興したり人が生き返ったりする理屈は意味不明。これはそういう仕様なのか、色々理由があるのか分からないけど、最近のニチアサは記憶ネタの扱いがその辺の鼻紙に対するそれの如く雑だから、何とも言えないっす。

一番分からなかったのが、強制的に選ばれるもんだと思ってたのに、「何故参加したのか」って問いがポンポン飛び出てくること。とりあえず呼ばれたから以上でも以下でもない印象なんだけど、本人の自由意志の方に重点が置かれている感じで、設定と話の流れがどうにも噛み合わない。分からないことだらけな割に「世界を全く自由に変えられるわけではない」という例外要素も出てくるし、その上世界を変えても結局またすぐにゲームが始まってあれこれオジャンになっちゃうみたいだしと、惹かれる要素がまるで無いんだよな。人物描写はへなへなで、物語の舞台設定も話に興味を持たせるほどに魅力的に扱い切れている訳でもないと、結構ボロボロなスタートダッシュだと思います。ライダーが水道管で怪人殴っても、別にかっこよくないしね。