しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

仮面ライダーギーツ 第10話

初優勝時に「死ぬまでグランプリに参加する」という願いを叶え、それからずっとグランプリの常連として勝ち残ってきたらしい主人公。デザイアグランプリで勝ち続ければ、叶えた願いがずっと引き継がれる様子。牛の人の「全てのライダーを潰す力を手に入れる」という願いも、彼が優勝したらその後はずっと無敵モードということになるわけだからなるほど便利だけど、結局それも彼がグランプリに参加できなかったら意味が無いし、その間に他の人が同じ願いを掲げて叶えちゃったら何にも意味ないよねということで、やっぱり牛の人はクルパー枠で良いのかなと言う、トホホな印象が拭えない哀しさ。まだるっこしいことやってないで、友達を蘇らせる為に頑張ればいいんでない?

 

家出願望が強かった動画配信者は、動画配信も家出もそっちのけでお供と一緒に買い物したりと、何が何だかよく分からないなあ。やめ就もこれまで手を出してこなかった宝くじ購入に精を出したりと、意図的にキャラを変えていると見て良いのかな。

やめ就姉の「募金キャラが崩壊してる」というツッコミも、肝心の募金シーン自体を観たことが無いから、募金のお金を宝くじにつぎ込むやめ就の変化が迫力を伴って伝わらず、物語の動向に対しても大して興味を惹かれないんだよな。勿論、展開に芯は無くても絵的な変化が生じたことで、ある程度続きが気になったというのも本音だし、矢継ぎ早にあれこれ投入して視聴者を引き込むスキル自体は「エグゼイド」「ゼロワン」通じてライターさんの得意技だとは思うんだけど、どうなったのかさえ知ったらそれで終わりレベルの関心というのは、ドラマを観て感慨に耽るとかいうよりは、単なる情報収集の為の確認作業以上でも以下でもない、淡々としたものでしかないんだよな。