しがない感想置き場

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暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン44話

ドン44話「しろバレ、くろバレ」

 

「人間の欠陥を塗り潰そうとする虚飾」と言って無意味なものと切り捨てたソノイが、自らの手で風景をキャンバスに描くことに成功。

心を通わせたタロウを「卑怯な」手で倒したことを許せず復活させ、ヒトツ鬼になったおでん屋とも交流を続けてきた、使命や目的を果たしきれない彼の弱さ故でしょうか。

目的や使命の為なら他者の人生をも平然と否定する「一途さ」は、彼らが忌み嫌うヒトツ鬼のスタンスと同じなのですが、自身の中の矛盾した思いに囚われ続け、葛藤しながらもそこでようやく人としての道を進むことができる。そんな弱さ故の正しさに辿り着きつつあるソノイ達を、ソノシ達はどう受け止めるのか。

 

はるかの漫画で泣くソノザ。前回までタロウ評価で25点レベルの作品しか描けなかったはるかがいきなり合格点を貰うのは急な気もするけど、ライバルが別次元の自分だと分かったことが自信につながったのか。それともタロウとソノザで評価の基準が違うだけで、同じ作品を見せたという事なのか。

 

ソノニはみほを庇ったり翼を庇ったりと大けがの連続でしたが、翼のポイントで助かりました。てか、いつの間にそんな溜めてたん?ボイコットの時一人だけ加勢してくれたのとか?でも科学鬼を庇って襲い掛かったりしてたしなあ。ポイント獲得の反転基準がようわからんち。

翼に対する好意を抱きつつも、愛を知りたいが為に彼の心を痛めつけることも辞さなかったソノニでしたが、大事な所で好意を抱く相手の気持ちに寄り添ってしまい、自らが傷つく羽目に。翼は翼で彼女の気持ちを察してしまい、彼女を見捨てることが出来なかったと。

てか、ポイントの代償設定って未だ生きてるんだっけ?はるかも猿原もなんとかなったし、その辺よくわかって無いんだよなあ。

 

雉野はもう壊れ気味。「今日はみほちゃんと何して遊ぼうかな」と宣ったり、駄々をこねながら犬塚に銃を向けたり、幼稚園児って感じ。はるかに対する年上アピール無意味すぎんよ。

誤ってソノニを撃って我に返り、ちゃんとヒトツ鬼と戦う所は彼らしい所だったと思います。

 

正体バレは死ぬほどあっさりでしたが、逆に46話まで引っ張られて今更重大事として扱われても困惑するのが正直な所なので、驚く間もなくなりゆきでってノリ戦いに突入ってノリで正解だったと思います。獣人の情報とか握ってる時点で驚きも何もないわけだしね。

久しぶりにアバター乱舞で仕留めたのもちょっと嬉しかったです。神輿とエンヤライドンもまたでないかな。ドンゼンカイオーの事はもう忘れたよ。