第26話「7人目の戦士」
自分の中の弱さや闇を自覚し、それを自分の力で克服する
果たす力を持たない者が、力を得たものを諭す
一見すると面白そうですが、ドラマの説得力の薄さはやはりリュウソウクオリティ(;^_^A
コウ
大切な人を想えば優しくなれるという師匠の教えが、描写の上で説得力を持たないのですごく痛い。
メルトのアスナへの対応から優しさを教わったというのも、「何故それが大切だと思ったのか」という理由がまるで見えず、要するに過程の見せ方が弱すぎます。
元々なかった物を手に入れて成長していくというのは嫌いではないのですが、そこにドラマを持たせるのはまあそう簡単ではないと。
でもまあ、コウの場合優しさを得たというよりも、優しい人間のふりをしてただけとも見えなくもないのがなあ(;^_^Aコウの無慈悲時代も今回いきなり出てきたし、ちょっとどうなんでしょ。
関西弁の先輩
勝てない相手にも挑む前向きさの一方で、やけになって村から地図を持ち出す投げやりっぷりに加え、師匠に媚びへつらう姿まで見せる等、色々やってはいるものの、そのすべてがキャラクターを構成すべく噛み合わないというキツさ(;^_^A
ドロップアウトした人間が、くじけた成功者に何かを伝えるというのは良いのですが、上記の理由でリュウソウジャーへの執念といったものがそれほど感じられないのでイマイチ。
冒頭のギャグも滑ってたしなあ(;^_^A
メルト
お、今回はメルト上げ一辺倒か(笑)
まあ制作側としては、メルトいじりを一種の愛の表れとして行っている節があるのですが、それが劇的に機能していないんだよなあ(;^_^A
陰口でカナロを影が薄いとかbrksに言うゲスさ
優しさがないのは彼女なのでは。