疾風翔「野郎の匂い染みついて むせる。」
第1話「出現!秘密の力!」
同僚と上官の前で、女の子にモテる為に地球守備隊に入ったと恥ずかしげもなく申告する疾風翔。
なんというか、物凄い童貞アピール(笑)
そして、童貞などけしからんと言わんばかりに部下に発砲しようとする伊吹長官がまた強烈。
実は麻酔銃か、或いは最初から足元を狙っていたと考えることにしましょう(笑)
チェンジマン5人が仲間となる切っ掛けが、「共通の上官からの逃避願望」という後ろ向きな心理から来ているというのが面白く、加えてその上官が戦隊のボスでもあったというオチの皮肉っぷりが素晴らしいです(笑)
5人がすぐに戦う決意をしたのは、そりゃあ元々地球守備隊に入ってた人達だしという理屈ですんなり受け入れられますし、こじらせた厨房真っ盛りな翔に関しても、剣によって命を救われている経緯を踏まえれば、何かしら感じ入るものがあったのでしょう。
第2話「星王バズーの怒り」
長官、部下が大怪我をしても戦わせるのも凄いのですが、「アースフォースを信じろ」とスピリチュアル方面から部下を鼓舞するという絵面が凄まじい。
一見するとどこに出しても恥ずかしいブラック企業なのですが、宇宙獣士による犠牲の大きさを描いた上で、前回5人がアースフォースによって命を救われていることを踏まえれば、妥当な展開なのは確かですが。
女の子にモテる為に地球守備隊に入った翔が、入浴中に厨房の如く女湯を覗こうとして失敗した挙句、裸の体育会系男衆に取り囲まれてしまうという本人的に悪夢以外の何物でもないラストが印象的。
どこで人生間違えたんだろうこの人。