亜樹子って名前が今見ると・・・偶然ですよねえ。
第1話「Wの検索 / 探偵は二人で一人」
死んだ師匠の娘を頑なに「女子中学生」呼ばわりする主人公(;'∀')
相手が暴力女とはいえ、無意味に失礼な言動に違和感。
第2話「Wの検索 / 街を泣かせるもの 」
霧彦「超人?陳腐な言葉ですね。どちらかというと神に近い。」
その表現も十分陳腐ですよ(;'∀')
幼馴染がデザイナーとして働いていた過去から犯人を特定する翔太郎。
今回出てきた幼少時代の帽子の思い出で「デザイナーとしての幼馴染」という情報の唐突感を緩和させようとしたのでしょうが、流石に苦しい。
幼馴染を信じたい&戦いたくない翔太郎と、それを甘さだと切り捨てるフィリップの衝突に関しては、ドーパントに変身した人間と戦って倒す=殺人ではない以上、フィリップの言葉にあそこまで反発する翔太郎に共感が出来ません。
話の中でメモリブレイクによる人体へのダメージを明確に表現(クマが出来たくらい)できているわけでもないですし、幼馴染を信じて単独行動に走ることについても、メモリの力に飲まれて殺人まで犯している以上、頑なに力に侵された人間からかつての善性を見出そうとするのが無理なわけで。
もしくは、フィリップが再犯防止の為に言葉通り「始末するしかない=殺すしかない」という意図で発言していたとしても、メモリを破壊された幼馴染が警察に送られたことが翔太郎の述懐によって明らかになるだけで、異なるスタンスの二人の交流によってもたらされた結末として見るには苦しく、何が何だかさっぱりわからないぼんやりとした話のまま終わってしまいました。
そもそも論として、幼馴染の魅力らしい魅力が殆ど描かれなかっただけに、翔太郎→幼馴染への想いもドラマの要素になり得てないのですが。
第3話「Mに手を出すな / 天国への行き方 」
いつにもまして冴えてるとフィリップを褒める亜樹子。
大して変わらない気がするのは気のせいか(;^_^A
第4話「Mに手を出すな / ジョーカーで勝負 」
亜樹子、早くも家族認定。
うーん、ウザさ7割、思いやり3割で見せてはいるのですが、フィリップ個人との絆の構築と言えるほどドラマが積みあがっていたわけでもないので、家族の記憶の欠落で苦悩していた事実が軽く思えてしまいます。
翔太郎についても「おやっさんから託された大事な相棒」として守っているわけで、相棒という関係性にそこまで強い結びつきを感じることが出来ません。最も彼自身、おやっさんから託されたと言ってる割には、勝負の最中に結果がどうだろうと悔いはないと言っちゃう始末ですし(;^_^A
ババ抜き攻略のアイデアは面白かったですし、設定や販促物を巧く生かしてテンポよく話が進むという作りも悪くはないのですが、ドラマ面への配慮が今一つ足りないのが弱点。