第17話「レッスン・マイウェイ」
第18話「カルテット・心の声を聴け」
面白くなかったので感想も手抜き気味(いつもと変わらんか?)
紅渡
「僕が良い人だと思った人は皆ファンガイアで」
恵も静香も健吾も人間なんですが(;^_^A
唯一人間だは無かった事例として大村さんの一件が浮かびますが、あれだって正体が発覚してからも師弟関係は続いてましたし、暴走したのもルークみたいに人格が変わったからではなくて、欲望や本性を制御できない大村さんの心の弱さのせいだしなあ。
レアケースをよくあることみたく受け止める上に、ショックのポイントが「悪人としての人格が善良な人格を滅ぼした」ではなく「正体がファンガイアだった」という点にあるのもこれまでの経緯と照合するとすごく不自然。
その後、「何のために戦うのか」と悩みだすのですが、これがまた良く分からない。
別に戦いの過程でルークの正体が分かったとかいう話でもないのに、唐突に戦いの問題にされて唖然だし、戦いの目的とやらがそこで分からなくなるのも意味不明。
「イイ人だと思うから戦いたくない」という話にしたいのなら、それこそ大村さんの一件が起きた段階でそう思うはずだし、ルークに関しては最初から殺る気満々だっただけに違和感過大。
で、結論が皆を守りたいから戦うという代物なのですが、そもそも守りたいと思ってた人の正体に絶句して訳が分からなくなったというのが出発点なので、皆を守りたいから戦うというのもゴールポストがずらされた気がしてなりません。
そもそも渡の場合、人間へ親しみを覚える場面や展開はあったけど、ずっと前から人を守りたかったというのとも違う感じなんだよなあ。
元々は受け身でやってた戦いを、今は主体的にやってますという話にすればまだ納得できたのですが。
名護啓介
井上敏樹が米村正二に対して「キャラで遊ぶな」と言ったのは、カブトかキバかのどっちかだったと思うのですが、キャラを理解した上で遊んでるのではなく、テキトーにいじくりまわして楽しんでるだけというのがなあ(;^_^A
井上氏も他人の作品だとやらかすタイプですが、米村氏の場合メインライターを務めた作品でも大して変わらないのでなあ。
名護啓介の場合は、自分の弱さを認められない潔癖症という意味での弱さが強調されてきましたが、あくまでも記念の意味合いでしかないボタンに執着する人でもないわけで、狂気のベクトルが違うんだよなあ。
麻生ゆり
ルークなんて忘れたと言わんばかりのぶつ切りっぷり
現代編は前回の展開を形だけでも踏まえていたのに、過去編については殆ど無かったことに。
一応イクサを巡って音也と次狼がぶつかるという展開が挿入されていましたが、それがあるだけに余計に不自然なんだよなあ。
中途半端イクナイ
ファンガイア
なんか大物感と気味の悪さを出そうと頑張っていますが、別に特別強くもないし、やってることもその辺の雑魚怪人となんら変わらないので、却って違和感。