#1「覚・醒」
ヒロイン脚丸出し。
誰の趣味かは知りませんが、強烈なこだわりを感じます。
突然の記憶喪失の割に本人と周りのリアクションが軽い(;^_^A
周囲にとっては突然記憶喪失になった同級生相手に半信半疑ってのが本当のところなのでしょうが、それにしてももうちょっと親身になっても良いのではと思うところ。
主人公はともかくとして将と六花の性格や特徴もぶつ切り感が否めません。
裕太の記憶喪失にあっさりと対応していた将が後半いきなり熱血タイプのキャラになったり、前振りもなく突然描かれる六花のタイピング等、その場の為のシーンや描写としか思えない部分が強いのはどうかと。
画的には日常の光景が割かし細かく描きこまれており、それ自体は拘りが感じられて良いのですが、自分の街で怪獣災害が起きた後にも関わらず、将達の態度に不安や悲壮が殆ど感じられないだけに、画的なリアリティがかえって物語を虚構然とさせているような。
グリッドマンは相変わらずの緑川ボイスで使命使命と連呼するのですが、裕太とグリッドマンは戦いの中に使命を超えた意義を見出せるのか。
同じ脚本家の「ウルトラマンネクサス」ではその辺りを雑に扱ってしまった記憶があるので、今度はどうなるかがちょっとした要チェックポイント。