桐矢京介は嫌な嫌なヤツだった(嫌いとは言ってない)
第17話「あの人は今!も過去?」
第18話「時計じかけの婚約者」
ちょっと変わった書き方ですが
好き
・現実(過去or今・未来)を見ない二人の女性のやりとりが哀愁と皮肉にあふれていた
・第4話とは対照的にモモタロスが良太郎を諫める
嫌い
・良太郎が何を考えているのかが分からない
・ウラタロスが予想以上にちょろい
ふてくされたモモタロスをわざわざ戦いに駆り出したり、愛理の記憶喪失の真相を知らない状態で「思い出さなきゃいけないんだ」と断定したり、戦いを訓練と考えたりとどうも感情移入が難しいキャラクター。
頑固な人なんだろうなあとは思うのですが、あまり魅力として映らないのは残念。
ウラタロスについても、良太郎に対してはもう少し距離をとって接しても良かったのではないかと思ってしまう。言い回しこそキザですが、良太郎からの離脱を図るには積み重ねが足りないというのが本音です。
第19話「その男、ゼロのスタート」
第20話「最初に言っておく」
「響鬼」で桐矢京介を演じた中村優一氏が本格的にレギュラーとして参入。
電王のコントパートが好みではないのもありますが(設定や文芸のハードな部分をカバーする意図は感じ取れる)、「響鬼」の桐矢パートとのギャップが強すぎて更に眼が点になる始末。
いやまあ、美味しそうですよねオデブキャンディ(糖質凄そう)
「やらなきゃいけないと思ったら(電王)やるよ」「人助けとかそんなんじゃなくて、出来ることがあったらやるだけだよ」という良太郎ですが、言葉に主体性が感じられないので桐矢桜井に文句を言われてムキになってるとしか思えない(;^_^A
カツアゲ男やアーティストの時がそうだったように、時の運行を平気で変えるあたり、人助けという括りで語れるような行為ではないというのを自覚しているだけマシと言えるのですが、「人助けとは違うけど、僕のやってることは正しいことなんだ」と言い張る為に、「失う痛みを知ってる→誰かの大事なものも失わせたくない」という自分の本音を隠しているように聞こえてあまり好きではありません。
元々良太郎というキャラクターがさほど好きでもないので、こういうどうでもいいといえばどうでもいい部分も気になってしまうところ。