しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 最終話

 最終話「地球の意思」

 

エラス
リュウソウ族とドルイドンの話しかしてなかったのに、人間を巻き込んでて改めてイミワカンナイ

 

騎士竜
あっさり別れたなオイ!
まあ、これといった関係性もなかったしねえ。
にしても、そこそこ描写の合ったモサレックス×カナロとで何も無かったのはちと哀しくねえかい?

 

長老
いたねそういえば

全て終わった後で出てくるもんだから、無能感半端ないっす。

 

前回カナロが心配していた、荒廃した世界で目覚めた人間
特に描かれませんでした。

 

うい
良かったね出番あって。

 


今回でようやく最終回。

役者の演技も、セリフも、勢いも良くて、これまでの話がちゃんとしてれば、えんえん泣いたんじゃないでしょうか。

 

本作、何がしたかったか分からないというよりは、やりたいことは分かったけど、描写が巧くないので伝わらない類の作品だったと思います。

 

「仲間と共に自分の弱さや現実と向き合い、変わっていく者の話」というのが本作の肝だったんでしょうけど、コウ達の仲間に対する認識や扱いが恣意的且つ一方的すぎて共感できませんでしたし、弱さを受け入れ強くなっていく者のドラマも乗り越えるまでの過程や機会が薄く、パッとしませんでした。

 

登場人物の言動も、この人だからこれというものが無く、なんとなくそれっぽいことを
その日の気分や話の都合で登場人物に言わせてる所があり、登場人物が物語を体現する
存在として機能しきれなかったのは非常に残念です。

 

なんかこう、振り返ると面白くなりそうな要素はあったのに・・・という後悔の念の強い作品でした。何がしたいのか分からないって作品なら、こんな気持ちにはならなかったんですけどねえ。

とりあえず一年間お疲れさまでした。

 

次週からはキラメイジャーが始まるようです。
センスを蹴り殺したようなゲキダサロボが目を引きますが、荒川脚本と塚田プロデュースというデカレンコンビの新作のようです。
デカレン自体はそんなに好きでもないので、当然新作への期待値も低くなるというのが本音ですが、そこそこ「実績」はあるようなので、シリーズの延命という点では今のご時世しゃあない采配なのかなと。