第19話「ラテを守って・・・!祈りの風と奇跡の少女」
☆頭ひなた
過労に倒れたラテちゃんを守る為、即興(?)のおまじないでビョーゲンズ避けを行うひなたちゃん。
突飛な行動を全力で行うことで、優しさを表明するのは確かに彼女らしいのですが、周りも同じようなやり方でラテを気遣うのは疑問が残るとこ。友達がやってるから同じことをやるというよりは、自分なりに考えてラテの為に何かをするの方が、真剣さが感じられて良いと思うのですが。
☆成長?
看病されている中で、何もできていない自分がただの石潰しなのではないかと疑い始めるラテちゃん。
好き勝手出歩く自由奔放マンが、自分の立ち位置に悩むに至る経緯としては、これまでのラテちゃんの内面描写が薄いこともあって、ちょっと唐突な感じ。
☆その場のノリ感
態々ラテを戦場に連れてくるのどかちゃん。
ラテ様の寂しさや自己嫌悪感に寄り添ったつもりなのか、無力な自分に悩んでた病人を危険な場所に連れてきても、逆効果にしかならんと思うのですが。バテテモーダ等の実力を踏まえたら、善戦できる保証なんてないわけだしね。
まあ、実際そうなったのを踏まえると、ある程度狙った展開なんだろうし、この辺のどかちゃんが何を思ったのか、後で元病人の経験から語られるんでしょうけど、のどかちゃんの判断力には一抹の不安を感じさせるとこです。周りも何も言わなかったのかなあ。
☆お手当・・・とは
自分も地球のお手当がしたいと思うラテは、ピンチのプリキュアの為に単身特攻。
強くなければお手当はできないとお母さんに言われたのは確かですが、多分お母さんが昔のプリキュアとやってたお手当って、ラビリン達みたいにプリキュアを変身させて武器として活躍するってあり方だろうし、物理的なものではない気がするけど。精神的な強さの表明として見ても、勝ち目のない相手に無思慮に特攻して皆をはらはらさせるのもどうかと思うとこ。
☆昔のプリキュア
現代に復活!
糞雑魚現代プリキュアのピンチとラテちゃんへの虐待シーンではらはらさせた後に、突然現れ、「清められなさい」と殺る気満々な台詞で敵を煽り倒して殲滅する姿は、実に王道的な追加戦士の登場演出。
個人的にこういう人は最初から最後まで強い人みたいな立ち位置でいて欲しいので、下手に弱体化とかしてほしくないなあ。