しがない感想置き場

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トロピカルージュ!プリキュア 第34話

第34話「夢は無限大! 大人になったら何になる?」

 

インフェルノ→プロール→ダイバー

なりたいものも見つからないのにやりたいこと撮影会に参加するまなつちゃん、相変わらずのパー。物を考えるという概念自体がそもそもないんだろうなあ。

お父さんも「消防車になりたい!」「パトカーになりたい!」キチガイ染みた願望を抱いていたところが実に親子と言う所。もしやみなみの島ってセイバートロンかなにかだったのかな。原住民も人間に見えてプリテンダーだったのかもしれない。

「今が大事」というのも、父親が言いたかったのは「未来の自分にも繋がるからこそ、今を真剣に生きることが大事」ということなんでしょうけど(多分・・・・・・・・)、まなつちゃんの場合脊髄反射的に物事を粗雑にこなしているだけにしか見えないので、自分自身と向き合わず、その時その時の流れでダラダラ行動しているだけにしか見えないんだよなぁ。

「大人になったらその時なりたいものになる」というのも、良いことを言っている様で、結局「今の自分に夢は無いです」と開き直っているだけで、それなら撮影会に参加する必要ないじゃんって話だしなあ。撮影会の企画意図が分からないから何とも言えないけど、観てた人達みんなズッコケたんじゃないかな。

 

☆かわいいコンビ

家出しながらもチョンギーレやヌメリーを想うエルダちゃん。そして、チョンギーレもヌメリーもエルダちゃんを受け入れてみせたり、ああ、なんだかんだ仲が良いんだなあ。戦隊で言うと前作のが劣化バイラムで、今作のがガイアークみたいな違いがありますね。

それはそれとして、ノー警戒でエルダに接近するくるるん、あなたはそれでいいんでしょうか。

 

☆シンエイ版「オバQ」好きっすよ

大人は不自由やねんと愚痴垂れるエルダちゃん。言うて周りの大人(チョンギーレもヌメリーも女王様)が見事に怠け者なので、エルダから見た大人と子供の差が伝わってこないのが悲しい所。バトラーこそ真面目にやっている感じですが、1人馬鹿真面目に働いてるアレな人というイメージしか抱けないだろうしなあ。

今更敵の行動原理について質問するまなつちゃんというのも微妙だなあ。大人になったらアレが出来ないこれが出来ないという話をしているのに「すればいい」の一言で返すのも、結局今しか見ていなくて先がどうなのか見ようともしない人間の戯言としか聞こえず、自分がこうありたいという明確なビジョンも無いのに、ただ都合よく願望だけを切り抜いてパッチワークしようとしている狡さが感じられて、今一つ面白くない場面です。

 

☆「家業を継ぐ」のは「夢」というのか(SNG)

プリテンダー親父のなんともテキトーな物言いで昔の夢を思い出してしまったあすか先輩とみのりん先輩。

みのりん先輩は結局文芸から逃げてただけってことなのかな。だとしたらトロ部とは一体。向き合うまでの切っ掛けにはなったかもしれないけど、直接の原因はまなつパパの妄言だから、部活動自体は・・・ってことだよね。

あすか先輩についてはチームメイトに恵まれていなかっただけなので、またやり直せばいんじゃないかなとしか思えず。まあ、大会運営への怒りもあるんだろうけど、彼女の場合「仲間」への不信感の方が大きかっただけで、テニス自体への悩み云々の話じゃないしな。