第35話「Partnerを救出せよ!」
ポッピーの前で「貴利矢さんはバグスターウィルスの根絶を目指していた」と言っちゃう永夢(;^_^A
まあ、らしいといえばらしいのですが。
ゲンムを庇う素振りすら見せないのも、らしいといえばらしい。
衛生相がゲンムコーポレーションに手を出せないのなら、その管轄下にあるライダーもまた同じだと思うのですが・・・。
第36話「完全無敵のGAMER!」
正宗が人の命を守ることを全く考えていないと今更思い知るポッピー(;^_^A
タドルレガシーを使えなかったのは意志の問題のようですが、ゲームをするのにやる気がどうこうっていうのも今一つピンとこないところ。
クロノス相手に必殺技をぶつける永夢。
相手が死ぬとか考えないのだろうか(;^_^A
第37話「White knightの覚悟!」
ドクターだから人の命は奪えないと言う飛彩。
今までのはドクターとしての行動ではなかったと思うのですが(;^_^A
人は殺せないけどバグスターは切除できる飛彩。
バグスターに向けた「切除」という言葉を正宗に向けてる件については(;^_^A
大我は永夢が変身出来なくなっても良いのでしょうか(;^_^A
患者を救えなかったトラウマから来る行動とはいえ、作中でクロノス攻略の鍵として扱われる永夢の変身能力を無くしてしまえばライダークロニクル攻略の根本的な解決が遠ざかるわけですし。
そもそも飛彩は正宗に利用されてるわけで、パラドを倒したところで恋人が帰ってくる保証もなく、行動のズレが目に付きます。
第38話「涙のperiod」
手術中の患者を放置する永夢(;^_^A
正宗を「この世界の癌」として切除しようとする飛彩。
人の命は奪えない、見捨てることはできないと言いながら、人間である正宗を切除の対象として認知し永夢と一緒に必殺技を叩きこむのは一体どういうことなのか。
前にも触れた部分ですが、ドクターだからこそ人間は殺せず、第23話で黎斗を庇い、前回永夢も攻撃できなかった筈なのですが、正宗に対してはまともな葛藤も見せず切除の対象として語っており、人間を守ることに拘る存在が人間を倒すに至るまでの段階を順を追って踏めなかったために浮ついた態度だけが目に付く始末(;^_^A
また、本来救われるべきであった「患者」である小姫を見捨てる形となった事実を踏まえてもドクターであるのかと言い切れるのか、といった問いかけも十分に発されなかったこともあり、飛彩にとってのドクターのあり方に内実を十分に伴わせることが出来ず、正宗の件を除いても不満が残ってしまう出来です。
正宗も正宗で、わざわざ大我抹殺に走る必要があったのか。
場当たり的にテーマをとっかえひっかえしている印象が強く、何を描きたいのかが見えてきません。
その為か、登場人物に感情移入する為の軸を見出せず、彼らの心境や行動に意味を見出せないのが面白さを感じられない所以でしょう。
シナリオライターに作家性が乏しいのか、或いは諸々の事情で発揮できないだけなのか。いずれにせよ巧くない作品(;'∀')