第5話「僕に釣られてみる?」
第6話「サギ師の品格」
ある程度確信犯的なのでしょうが、良太郎がウラタロスを信じる理由にたどり着いた所に苦しさを感じさせるものの、本音のところではいたずらの延長線みたいなことをしているウラタロスの改心の余地を前に放っておけなかったのだろうか。
訳ありなのを仄めかしていたとはいえ、チャラ男の財布を取ったままにしていたことについての追及があやふやだったこともあり、良太郎を軸にしたドラマ展開はやや冷めた目で観ていたのですが、ウラタロスのキャラクターはちょっと面白そう。
嘘のための嘘という位だから、真実や他人と本気で向き合う恐怖に対するある種の開き直り(或いは翻って信念に昇華されている)が感じられ、ドラマへの期待値が上がります。
第7話「ジェラシー・ボンバー」
第8話「哀メロディー・愛メモリー」
ゲストのあれこれと関連付けながら、良太郎と愛理にまつわる事情を仄めかす2話。単体の話としてはそれほどですが、序盤の段階で無駄なく準備を進める作り方としては好ましいです。