タローの衣装がダサすぎる。
第5話 「ペガサス逮捕指令」
廊下をバイクで走る剣。スクールウォーズか(笑)
とんかつ屋開店の資金源を守るために上官に対して嘘をつくマイペースの一方で、助けてくれた仲間には事実を明かし、一つの家族の危機を前に夢を叶える手段を捨てる善良さを併せ持つ大空のキャラクターは好きなところです。役者さんの雰囲気にもマッチしていい感じ。
とんかつ屋を開こうとする人間がどうして軍人になったのかは全くもって理解が出来ない部分ですが、地球守備隊の仕事が高給で、手っ取り早く資金集めをするには丁度いいということでしょうか。
電撃戦隊の男衆が色ボケ童貞か食い倒れ寸前男かという有様で、比較的まともな残りの一人もバイクで廊下を走っちゃう人なので、女戦士達の気苦労が偲ばれます。
第6話「狙われた女子高生」
心配した女戦士二人も順当に「アレ」な人達でいっそ清々しい(笑)
JKに変装したさやかと舞が、作戦の為に女子校の寮に潜り込むのですが、その過程で事情を知らない女子生徒を脅す強引さ(笑)
第4話でも疾風を囮に使っていましたし、あの上官にしてこの部下ありとしか言いようがない剛腕戦隊(笑)
一方のゴズマ側では「アハメス」の名前が早々に出るなど、今後の展開への牽引に務めているのが好印象です。
第7話「悲しき宇宙獣士!」
真面目なお話なのに、タローの衣装と挙動のせいで爆笑の連続となってしまった悲しき1話(笑)
遊星王〇やスト〇ッチマンを銀ピカにしたような宇宙人像は、いくら80年代でもセンスを問いただしたいところ。それが比較的シリアスな場面で出てくるもんだから尚問い詰めたいところ。
バズーの脅威に屈することなく戦う剣にかつての自分を見たようにヒドラ兵を蹴散らすタローの構図は良いのですが、おもむろにナイフを取り出してヒドラ兵に切りかかる姿はどう見てもチンピラとしか思えなかったのもマイナスポイント。
目の付け所は悪くなく、かつてゴズマに挑み敗北した者をゴズマと戦うチェンジマン自身に倒させることで、チェンジマンの戦いを、「いつかなるかもしれない自分自身」との殺し合いとして強調させたのは良かったのですが、タロー獣士が自分の意思で戦ってたのか、バズーに洗脳されて戦ったのかがいまいち不鮮明なまま話が進んでしまったのでやや不満な出来。
秘密基地を探すという作戦も流れで忘れ去られてしまった感じで、シリアスとおまぬけが混在する奇妙な回でした。
第8話「お嬢さんは吸血鬼」
宇宙獣士の飛び人形が雑すぎる。
痴漢冤罪許すまじと憤慨する大空の気持ちはわかるのですが、一方で平然と女の子を作戦に組み込むのはどうかと思います(;^_^A
とんかつ屋を開くために軍人やったるぜって感じの人なので、行動がズレてるのも当然といえば当然ですが、大空のマイペースがやや妙な形で出てしまったのが気になった1話。