しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

仮面ライダーW 第25話~第28話

 

第25話「Pの遊戯 / 人形は手癖が悪い 」

第26話「Pの遊戯 / 亜樹子オン・ザ・ラン」

人形以上に巻き込まれたウォッチャマンがひたすらかわいそうな回

 

第27話「Dが見ていた / 透明マジカルレディ 」

第28話「Dが見ていた / 決死のツインマキシマム 」

照井竜が馴染んできた←不自然に当たりが強かったのがマシになっただけにしか

祖父マジシャン「不正を犯していようとも人を楽しませるマジシャンとして頑張ってる孫の姿が嬉しい」←不正の段階でマジシャンの何たるを理解してるとは思えないんですけど(;'∀')

 

ついでに言うと、家族を失った人間が家族の仇討ちで周りが見えなくなるのと、おじいちゃんの引退マジックの為に訳の分からない道具を使って周りを振り回すのとでは、大きな乖離があるようにしか思えないので、家族の愛する者同士の共感というにはちょっと惜しい展開です。

孫マジシャンと祖父マジシャンとの関係の中でお互いのマジック観を浮き彫りにさせて、切迫感を出すなりすべきだったのが、食いしん坊のキャラや照井との因縁も描かないといけないということで、やや残念な出来という印象。

 

気になったのが、孫マジシャンを逮捕しようとした刑事に対して、「彼女は(食いしん坊の)被害者だ」と言って庇い立てする照井のキャラなのですが、メモリで人を傷つけたというわけではないにしても、ホイホイ乗せられてメモリを手にするというのは「弱さ」でしょうし(逮捕されるということは、ガイアメモリを使ってはいけないという決まりが理由と共に周知されている筈だし)、それに対する「罰」を与えないというのは好き嫌いで言えば嫌いよりです。

弱さを踏まえた上で、それ相応の生き方で前進していくのと、弱さを踏まえてもそれを不問にしたり、挙句長所にすり替えるというのは、似ているようで違うことだと思うので。