第41話「すこやか市の危機！！忍びよるキングビョーゲンの影」
☆チョロイン
キングビョーゲンとシンドイーネの出会いがやっと描かれました。
「よくぞここまで育った」と成長を祝福されたことで頬を赤らめていた辺り、
(おそらく)初めて優しい言葉をかけられたのが嬉しかったらしいです。
「本来のお姿でお会いしたかった」と言っていた辺り、それなりに顔も好みだったのかもしれません。
・・・分からなくもないのですが、「相性のいい宿主とせっかく～」とそれまでの境遇にも満足していたのを考えると、あまり劇的な出会いではないですね。
☆リアクション遅すぎ
キングビョーゲンが強くなるためにグワイワルを吸収したのを見て、「自分の仲間を～」とドン引くのどかちゃん。
それは前回のグワイワルの告白を聞いた時に示すべき反応では？部下と上司の違いだけで、自分の為なら仲間を平然と犠牲に出来るのは、どっちも同じなので。
☆状況に恵まれてただけ説
グワイワルが謀反を起こしたのを逆手にとってやったZEと息巻くキングビョーゲン。
逆を言えば、グワイワルが何もしなければ、ちまちま強くなるのを待っていただけということになりますが。
で、これといった強化もしていない筈のダルイゼンを吸収しようとしたのは何故なのでしょう。何か考えがあるといいのですが。
☆胎内回帰願望(違)
助けを求めるダルイゼンを拒否したことで、「自分さえよければいいのか」と言われたのどかちゃんが苦悩するようですが、ぶっちゃけのどかちゃんが悩む要素等欠片もありません。
元々のどかちゃんは皆に助けられたから皆を助けるという精神で動いていたわけで、戦う理由も恩返し以上でも以下でもないですし、ダルイゼンに対する上記の言葉は、自分達を助けるどころか積極的に脅かそうとする存在への嫌悪感の意味合いしかなく、自分を犠牲にしてでも誰かを救うことを是とする心理から出た発言ではありません。
そもそも、ダルイゼンを体の中に匿えば、両親やラビリン達はまた心配するでしょうし、ダルイゼン達の目的も分からなければ、ダルイゼンを取り込もうとするキングビョーゲンの能力も未知数という状況下では、のどか個人の身勝手で片付けられる問題ではなく、皆の為にもダルイゼンを救うと言う選択肢はありえません。
というわけで、変なウジウジはやめてさっさと浄化しましょう。
