ドン37話「イとニとザとシ」
ずっと笑いっぱなしだったけど、最後はちょっとシリアスでホラーな37話目。
犬塚は知らない内に現世に戻ってきていたようで。ソノニから話しかけられてもそっけなし。でもソノニは嬉しそう。これまでのナンパ男達と違って、自分以外の女性を一途に愛するから好きってことなんだろうかね。
忍者おじさんまさかの生還。何が何だか分からないけど、もう忍者おじさんは不死身ってことでいいのか?
タロウは嘘をついてソノシをだまし討ち。ソノイと一緒の作戦なので、「美しい嘘」ってことなんでしょうね。いや、だまし討ちだし、割とソノイの私怨と独断と偏見100パーの謀反で全然美しくねえ筈だけど、二人のホモイの間に挟まれば、不浄なるものは全て濯がれる訳です。時代は薔薇だ!百合豚は失せろ!
ソノシはTHE・井上キャラって感じのクッソ嫌な奴。あたりかまわず消化液を撒き散らかしたり、(金粉とはいえ)耳垢を平気で他人に飛ばしたり、飲食店に入って食いもしないで食材にケチをつけたりと、そのDQNっぷりは獣電おばさんを思い出させます。その脳人らしからぬ蛮行に加え、トランザ並みの高慢さを見せたことで、仲間からヘイトの目で見られるものの、結局は同じ脳人を斬ることを躊躇うソノイの迷いに救われて生還。この作品にはラディゲはいないね。
ラディゲはいないけど竜はいるよってことで、雉野はお人形さんを介した妄想のみほちゃんで精神安定を図り出しました。ムック本で井上氏が「どんどんおかしくなっていくよ」と答えていたのは、こういうことだったのかな。次回は料理対決みたいですが、お鍋にはちゃんと具材を入れて欲しい所ですね。