しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

王様戦隊キングオージャー 第22話

キョウリュウジャー」という作品は好きじゃないけど、プテライデンオーはカッコイイから好きです。

 

シュゴッドの恐怖心?すっごくどうでもいいな!

「バッタはサソリが好きだけどサソリはカブトムシが好き」とか、「クモとセミは仲良し」とか、表面的な関係性の紹介こそしているけど、彼らの価値観や性格を掘り下げてきた訳でも無いので、血の通った生身の存在としての愛着を抱けないんだよな。

しかも今回焦点が当てられたのは、上述の説明すら省かれたキングオージャーの基本メンバー9体という有様なので、余計に感情移入が不可能と来ている。デカブツに物怖じしたとか、仲間の為に恐怖を乗り越えたとか言われてもピンと来ないし、彼らに気を遣って戦いに消極的になるギラの葛藤にも全く共感出来ない。

 

シュゴッドソウル云々だって、シュゴッド全てに必要な物かどうかすら分からないから、「クワゴンはシュゴッドソウルを持たない」という情報が劇的に響いてこないんだよな。今後の展開の布石レベルの話なのかもしれないけど、それだって現時点でのインパクトの積み重ねが効くというものもある訳で、現状のタメすらまともに出来ていない作品に、その後を期待するというのは難しいですと。

 

デヴ「ラクレス様はすぐに倒してくださいましたよ!」

カグラギ「地球を救った手柄はラクレス殿のものでしたねえ!」

シュゴッダム国民のヴァカっぷりを強調するのやめちくり~

ちょっと口を滑らせたからと言って、世界を救った功労者を自分達から排斥し、かと思ったら舌の根も乾かぬ内に待望論を展開するクルパーっぷり。民度が低いとかそういう次元じゃないよ。

 

ラクレスの遺体が見つかりましたとか言っちゃう側近A。側近Aは自分の元主人を〇ろしたギラをどう思っているんだろうね。腐っても主人を殺めた男な訳で、へーこら従っているとは思えないんだよな。

この辺の違和感を逆手に取った展開に繋がる可能性もあるとはいえ、やっぱり現段階では単なる尻軽の印象が否めないなあ。他国就職活動の過程が無駄としか思えないし、あんまり知恵の回る復讐者とは思えないんだよな。

 

ギラは「ラクレスの遺体が見つかった」という話をどう捉えているのか。「あの程度の攻撃で死ぬわけがない!嘘付のカグラギ等信じられない!」と確信しているのか、それとも「死んじゃったのか。仕方ないね☆彡」と、兄の死に何も感じていないのか。流石の流石に前者として描いているのだろうけど、後者の可能性の方が強いと思わせる位は、ギラに対する信用が無いんだよなあ。

 

シュゴッドを説教するヤンマ「やべえ時あいつ(ギラ)が何してきたか記録されてるはずだよなぁ!?」

シュゴッド「何 も し て い ま せ ん 。」

とは言っていないけど、実際そうでしょ?

いや、本当にそうなのかと思って、過去のヤバかったシーンをピックアップしてみた。

ラクレスの兵に囲まれた時(第2話)→ヤンマに助けられた。

・裁判所に連行された時(第5話)→周囲が証拠を提供したので無罪となった。

・悪人扱いされていた時(第6話~第17話)→皆の言うことを聞いて隠れていた。

ラクレスと1度目の決闘をした時(第8話)→急所を外していたので助かった。

・デスナラクに捕まって暴行された時(第10話)→デスナラクが解放してくれた。

ラクレスとデスナラクが同盟を結んだ時(第16話)→ジェラミー相手にイキった。

・ダイゴーグとラクレスと戦った時(第18話)→ラクレスの王冠パワーで難を逃れた。

・キンオーZEROに襲われた時(第18話)→カグラギから王冠と槍を貰って逆転した。

ラクレスと2度目の決闘をした時(第20話)→特別な訓練も経ず勝利した。

・王様勝負で負けた時(第21話)→雇ったばかりの側近に泣きついた。

 

シュゴッド「何 も し て い ま せ ん 。」

 

まあ、ヤンマの説教に呼応する形で、あの邪悪の王ムーブを発動した辺り、空元気で挑めやって事なのかもしれないけど、(話の都合で例外パターンもあるけど)肝心な時に自分の力で状況を打開したり、行動出来ない人の空元気と言われても、何ソレとしか思えないんだよなあ。そもそもギラを「気は小さいけど弱虫じゃない」的な人として捉えようにも、最初からラクレス相手に一人で特攻する始末で、中途半端に猪突猛進的な側面が垣間見えるだけに、何もしていない部分とのギャップが更に広がっているように感じるのは俺だけだろうか。

 

ギラで思い出したけど、今回シュゴッドを庇って街を守れなかったのは、前回の「自国民を守る為なら、他国に対しても牙を剥く。」という4王国とのスタンスの違いってことなのかなあ。シュゴッドは国民では無いけど、命あるものなら国民であろうとなかろうとその痛みに共感し、全てを守護しようとする甘ったれた王様的なキャラ付けというのは、対比としてはアリだし、見所にもなると思う。

最も、ギラがそこまで優しい奴だとは思えないし、他の王様だって民と言うよりは自分の気分の為にやってる感じなので、今一つ映えていない印象だなあと。

後、シュゴッド云々を言うなら、キンオーZEROと戦った時のギラの心境はどうだったのだろう。あれだって一応シュゴッドな訳でしょ。ラクレスの軍門に下ったとはいえ、「~は悪くない」論法で葛藤しても良さそうだったけど。