つまんない。(直球)
「キョウリュウジャー」と「キングオージャー」のファンにどう映ったのかは分からないけど、文芸的にはこれといったドラマも糞も無く、ただ原典のキャストがそれっぽい口癖と口調で台詞を吐いて、一緒にバトっておしまいという内容だったので、どちらの作品に対しても全く思い入れの無い私としては、その辺のヲタが片手間で作った二次創作を観ているような気持ちになってしまいました。
次回に期待？できるかなあ？
掃除のブレイブの定義、ガバガバすぎる気がするんだけど気のせいか？
ブレイブとは「正義の心」で、抜き取られると「腑抜けになる」とのことだけど、それを抜き取られたソウジもノブハルもレジスタンスとしてヤル気満々なのは何故だろうね。何せ雑魚的相手に挑みかかって無双したり、キメラみたいな怪人相手に掴みかかったりしてる有様だもんな。アミィもガブティラ達を探したり、イアンは遺跡発掘を進めていたりと、各々のフィールドで主体的にやりたい放題しているのを考えると、彼らが解説する「ブレイブ」なるものとの食い違いを感じて仕方ないです。
プリンスの俳優さんは賀集利樹みたいな顔立ちだけど、演技はダメっぽいね。竜星涼のあの作ってます感満載の演技も正直苦手なんだけど、こっちはそういう気概すら感じさせない腑抜けさ。
まあ、「強い俺が間違えるはずないんだムキ――――」とイキっていたかと思ったら、説教一つでスタンスを改めてしまう毒にも薬にもならないふやけキャラを演じろと言われても、役者としては面白くないだろうし、そもそも人物像が見えないだけ困惑するだろうしなあ。自分の実力が及ばない相手を前にスタンスの見直しを認めざるを得ないというのはまあ分かるとして、それに対する躊躇や不安の気持ちを全く垣間見せないから、肝心の覚醒劇がてんで薄っぺらく観えちゃうんだよね。
まあ、指南役のギラからして「お前いつからそんなに強くなったんだよ」と突っ込みたくなるような中身ゼロのキャラなので、この師匠にしてこの弟子ありって感じで、お似合いなんじゃないでしょうか。
ギラがクワガタムシ説とか、王様達の先祖は地球からチキューに移り住んだ人達だった説とか、色々飛び交ってますが、正直どれもその場しのぎのネタ以上の魅力を感じないです。
