拷問極まってるぅぅぅうウウ!!
体調を気遣う看護師を袖にし、「俺様は不死身だ。」とエラソーなギラ。
演技とは言え、個人で成し遂げたことなど殆どなく、周囲の言うことに従うだけで、何一つ個性を出せていない奴がイキり散らかしているのを見ていると、凄くムカつきますね。
「今は敵同士逃げろ」とか、今更側近の前で邪悪の王を演じる意味も全く分からないし、主人公の癖に本当に空っぽなキャラクターなんだと思い知らされて嫌になります。
キョウリュウレッドもどき(名前忘れた)のハグシーン、お前らそんなに関係深かったか?「優しい邪悪の王のままでいてね」とか言ってるけど、言う程「優しさ」なんて見せてたか?
作中を通じてギラの「優しさ」に迫る物なんてないんだよな。たまに子供と仲良く接したりシュゴッドを気遣うだけで、特別他者の為に献身を積み重ねてきた訳でもない。形上では侵略者と戦ってはいるんだけど、基本的に状況に流されてドヤるか、話の都合に合わせて強くなるかなので、彼自身がその信念で以て積極的に動いて、キャラクターの凄味を見せたことが一度も無い。だから、「優しい」とか「悪い」とかキャラクターの性格を批評されても、それが全く深みを伴わない。さっきも書いたけど、ホントに空っぽ。虚無。ゼロ。
虚無主人公の出生の秘密なんてどうでもいいです。
・ダグデドがシュゴッドを操る能力→今回初披露
・ギラの快復が早い→今回初披露
今回初披露の要素ばっかりなのに、「ギラは特別!」とかゴリ押すの無理ありすぎんだよな。
シュゴッドを操れるかどうかなんて、上述のギラの没個性っぷりのせいで最早何の価値も無い情報に成り下がってる訳で。
シュゴッダム国民もよーわからん。
国民を道具扱いしたラクレスへの不信感は、生活を良くしてくれたダグデドの僕という立場によって有耶無耶になったのは未だ良いとして、「ダグデドの分身」で「人類を抹殺しようとする邪悪な何か」とか紹介されて、「ダグデドの言うとおり!ギラは悪!」にはならんだろ。ダグデドの話を信じるなら、本体である彼もまたギラと同じように人を脅かす危険性が浮上する訳で、そこで疑いが強まりそうだけどな。
ラクレスにはヘイトスピーチの前科あり。宇蟲王の発言は胡散臭いとなれば、紛いなりにもバグナラクと戦い続けたギラを信じようとすると思うんだが。
てか、テレビ中継中にギラを操るダグデドってバカなのか?ダグデドの動作に合わせてギラが動いたり喋ったりしたら、ダグデドこそ真の悪として信用を失うだけだろ。
知らない愛称ばかりでワロタ。シュゴッドとの関係性も急ごしらえですか。
前にも書いたけど、シュゴッドの性格や信念等が殆ど「説明台詞」でしか描写されないので、彼らの不屈の心に感情移入しようにも気持ちが乗らないんだよ。ここ4週程殆ど顔も見せないで、たまーーーーーに触れられるだけの没個性メカの内心に焦点を当てても何の盛り上がりにも寄与しない。結局虚無キャラ達が馬鹿騒ぎして終わっただけの回でしたチャンチャン。
でも、これでネット流行語大賞3位を取れちゃうってのも凄いよね。2Q売上が昨対比40パー減とか、悪い意味で話題になってそうだけど。