今回も4話分まとめて。
ブレイブ13「ジャキリーン!ハートをまもりぬけ」
マネージャーに対して「昔よりよく笑うようになっただろ」と言いだすソウジ。父親と戦隊同士の人間関係しか描かれなかったので彼の変化を痛感できず。
一応、正体を知らないアミィに対して不愛想を貫く描写はあったのですが、あくまでも客と店員の関係でしたし。
ソウジが不愛想であった理由についての掘り下げも浅く、おそらく孤高を貫くことで強い自分であろうとしたとかそういうことなのでしょうが、そもそも剣の強さが彼に何を意味するのかが不鮮明な為、キャラクターの立体感のなさが強調され、変化を楽しむには至らず。
ノブハルはモてそうにないと平然と言い放つイアンを目の当たりにすると、やっぱり素直じゃないとか表向きはいい加減とか以前に人間性に問題があるんじゃ・・・としか思えないのは痛い部分。
ブレイブ14「あぶなァーい! スピリットベース」
ロボの見せ方がちょっと新しく思える回
ギャグ回としてはそれなりに面白かったですが、既存のキャラクターを掘り下げるような内容とは言えませんでした。
アミィが目指すべきとされるレディなるものが彼女にとって何を意味するのかといった部分を描いてほしかったのですが。
ブレイブ15「はらだたしいぜッ! ドゴルドのやぼう」
自由を奪うものと与えるものの対比、そして奪うつもりが自分が奪われる因果応報と、巧くいった部分がないことはなかったのですが・・・。
ドゴルドの素体となったロボットが体の不自由な子供をサポートするために作られたものだと発覚した直後に、ドゴルドの動きが妙なことを見て笑う獣電戦隊がという流れが正気の沙汰とは思えない。
自由を奪う存在が逆に自由を奪われて辛酸を舐めるという罰の表現とはいえ、ぎこちない動きを指して笑いのネタにするヒーローという構図は流れを踏まえると違和感と不快感しかありません。
なまじ肉体の強さがどうしても強調されがちな戦隊なだけに、配慮が必要な所だと思ったのですが、どうしてこうなったのか(;'∀')
16「モグモグーン! おれのたからもの」
話の都合でようやくキングの首のペンダントに気が付くアイガロン。
イアン、自責の念を感じてる割には、脱出する時に「仲間を」脱出用具に変えてたり、情緒の表現がどうにも不満。
当然のようにイアンを信じ切れていないノブハルには笑いましたが。